こんなことがありました!

あの地震から1年

 1年前の今日の23時8分頃に福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の大きな地震が発生し、須賀川は震度6弱を観測しました。この福島県沖地震によって、本校は大きな被害を受けました。

   

 特に体育館は大きなダメージを受けました。大きなブロック片がフロアに散乱し、あの大きな屋根を支えていた鉄筋の大きな梁も曲がってしまい、体育館での活動ができなくなってしまいました。その後専門家の調査では、大規模改修よりも建て替えた方が良いとの判断となり、現在、体育館の解体工事が行われています。

      

 あの地震以降、本校は体育館が使えず、須賀川市の中央体育館をはじめ各施設をお借りして教育活動が行われています。しかし移動する際の時間的ロスや安全確保など様々な苦労もあります。 

 本校にとっては、現在のコロナ禍や体育館が使えないという二重の厳しい状況にありますが、多くの方々にご支援をいただきながら生徒・教職員が一丸となって、この困難を乗り越えようとがんばっています。

 東日本大震災から来月で11年目を迎えます。1年前の福島県沖地震と合わせたこの時期、本校では、さまざまな機会をとらえては防災に対する意識を高め、自然災害に対応できる力を身につけられるよう防災教育に力を入れていきたいと思います。

 体育館は、今年度中に解体工事が終わり、4月からは新体育館の建設工事が始まります。新しい体育館に夢と希望をのせて、前に進んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。