こんなことがありました!

王冠 「サルビアの道」復活に向けて

 6月10日(月)15:30から、全校生で「サルビアの道」復活に向けてサルビア500鉢の苗をプランターに植栽しました。

 この「サルビアの道」は、1964年の東京オリンピック聖火リレー歓迎とマラソン競技に出場する須賀川市出身の円谷幸吉選手の活躍を願い、当時の須賀川高校生徒会が中心となって、街中にサルビアを飾り、市を挙げて盛り上げた市民活動です。その後、円谷幸吉選手の実兄の喜久造さんがその種を受け取り、長年自宅やフラワーセンターで育て続けてきました。

 来年の東京オリンピックで須賀川市に聖火リレーが通ることが決まり、円谷幸吉・レガシーサルビアの会(安藤喜勝会長)を中心に、「サルビアの道」を再現する気運が高まりました。本日は、安藤喜勝会長様・宗形保さん・円谷喜久造さんが来校され、この取り組みについて詳しく御説明してくださいました。

 説明を聞いた生徒たちは、一中の大先輩である円谷幸吉選手の功績を称えるとともに東京オリンピックにも協力できると、一本一本心を込めてプランターに植栽しました。

 サルビアが植栽されたプランターは、しばらく一中の校舎脇で育てられた後、市内松明通りなどに飾られ、8月頃には赤い花々で街中を彩ってくれることと思います。