こんなことがありました!

安全教室

 4月9日(火)、川東駐在所の山岡博樹さんと須賀川市交通教育専門員の須釜一男さんをお迎えし、第1回安全教室が行われました。

 まず、校長から交通安全○×クイズを出題。簡単な問題でしたが、1問だけけっこうな人数の子が間違えてしまった問題がありました。問題文は以下の通り。

友だちといっしょに歩道のない道路を歩くときは、たてに並んで右側を歩くよ。

 当然正解は◯ですが、×を選択した子が多かったのです。もしかすると、大森小の子は、通学路のグリーンゾーンが道路の左側にある場合があり、「右側とは限らない」と思ってしまったのかもしれません。

 次に山岡さんから、6年生の代表児童に「家庭の交通安全推進員」の委嘱状が贈られました。

 続けて山岡さんからお話を伺いました。昨年度けがを伴った交通事故は全国で30万件、けがをしなかった事故も合わせるともう数え切れないほどとおっしゃっていました。交通事故を他人事と考えることなくしっかり交通ルールを守って歩く、また手を上げて自分の存在をドライバーにアピールすることが大切とのこと。さらに、シートベルト・ヘルメットをしっかり着用して命を守ってくださいとのことでした。ちなみに福島県のヘルメットの着用率は、4.3%で全国43位、100人のうち4人しか着用していないことになります。特に高齢者の着用率が低いそうなので、我々大人が模範を示していかなければなりませんね。

 そして、須釜さんのお話。車が絶対に止まってくれるわけではない。手を上げても止まってくれない車もある。必ず左右を確認して横断し、自分の命は自分でしっかり守ってくださいとのことでした。

 最後に6年生の代表児童によるお礼の言葉です。

 いつも朝早くから、ぼくたちが安全に登校できるように見守ってくださってありがとうございます。

 朝登校するとき、車が列のすぐ近くを走っていくので不安なときもありましたが、須釜さんのおかげで安心して登校することができました。

 また、横断歩道を渡るときに須釜さんに「行ってらっしゃい」の声をかけられるととてもうれしく、今日もがんばろうという気持ちになりました。

 ぼくは、今年1年、1年生3人を連れて登校しますが、安全に登校できるようにがんばります。今年もよろしくお願いします。