こんなことがありました!

給食での一コマ


 今、「妖怪ウオッチ」を知らない人はあまりいないかもしれませんが、「妖怪ウオッチ」
が流行りだしたのもここ1年です。
 
4月に分校に赴任したばかりは「妖怪ウオッチ」を知らなかった私。
早く子ども達と仲良くなりたくて給食の時間の子ども達の会話に混ざり込んでいました。

 
これは4月のある日の給食の時間の会話です。

子「ねえ。妖怪ウオッチでだれが好き?」

私「あーーー、あれね。先生はベム。」

子「えっ、ベム?」「そんなのいませんよ。」

私「えっ、今はいなくなっちゃったの?」

子「はい。」

完全に「妖怪人間ベム」と勘違いしている私。それでも、なぜか、がつがつ会話に
入り込んでいく。

私「へー、いなくなっちゃったのかー。でも、結構怖いよね?」
子「えーっ、全然怖くないですよ!ジバニャン、かわいいですよ」

私「へー、今は進化してジバニャンっていう妖怪がいるんだね」
子「そうです」

私「でもさ、あの やみにかーくれて いきる~ 
  って歌がいいよねーーーー」
(歌ぐらいは変わってないでくれーーという思いをこめて)

子「なんですかそれ?ヨーデル、ヨーデル・・・・・ですよ」

私「あらー、歌まで変わっちゃったのね!」

(いやいや、いつまで気づかないのか!)

このあともしばらくこのような会話は続きました。家に帰って調べると、全く別物
だということに気づいた私。すごく恥ずかしかったのを覚えています。


それから、半年の月日が流れ・・・・・・・・

昨日の給食の会話です。

子「ねえねえ、妖怪で誰が好き?」
子「あたし、USO」

私「あーあれね。」.I
今度はちゃんと分かってますよ!

私「先生はむりかべかな。む~り~。ってね!」
子「あっ、ぼくも好き」
いいぞいいぞ、会話に入れている!

私「あのー、こまじろうってさー、ジバニャンの進化形だよね!」

一瞬子ども達の動きが止まり、その場が凍り付く!
子「い、いや違います!」
私「あれっ、そうだっけ?」
(もうそれ以上はボロがでるからやめておこう)

子「じゃ、次は妖怪クイズね!」
 「いつもおなかが空いていて、コンビニにとりつている妖怪は?」

子「あっ、ひもじー」
子「正解!」

ここまでくると全くついていけない大人達!
もう少し勉強します。

こんな平和な給食タイムでした。