こんなことがありました!

2016年3月の記事一覧

漢字検定合格証書伝達

 3月11日(金)、稲田中学校と合同で実施した漢字能力検定の合格証伝達を行いました。1~6年生まで、計30名の子どもたちが合格しました。おめでとうございます。来年度もぜひ受検してほしいと思います。

 今回の検定で、見事2級に合格した6年生がいます。たくさんの努力の成果です。ちなみに、2級は、高校卒業・大学・一般程度で、常用漢字がすべて読み書き活用できるレベルとなります。

第3回避難訓練

 3月10日(木)、今年度3回目の避難訓練を行いました。今回は、休み時間中に大きな地震が発生したという想定で行いました。子どもたちには、事前に訓練の予告をしませんでした。
 校庭に出てマラソンをしている人、廊下を歩いている人、教室の中で過ごしている人と、子どもたちの様子は様々でしたが、非常ベルが鳴ると、これまでの訓練の成果が表れ、すぐに放送を聞く姿勢になっていました。
 体育館に避難した後、全体会を行いました。はじめに、5年前の東日本大震災でお亡くなりになられた方々に、全員で黙とうを捧げました。その後、学校長が子どもたちに向けて次のような話をしました。
「5年前、大きな地震が起きました。そして大きな津波がきて、たくさんの方々が亡くなりました。その中には、みなさんと同じ小学生もいました。須賀川市でも、藤沼湖が決壊して、その犠牲になった方がいます。そして地震の後、原子力発電所の事故が起きました。浜通りでは、まだ再開できない学校があります。県外に避難している方もまだたくさんいます。今こうして、生きて、ここに立っているということはとても幸せなことです。次の時代、みなさんの
子どもや孫にも、このことを伝えていかなければなりません。みなさんは、みなさんと同じように夢を持ちながらも亡くなってしまった小学生の分まで生きて、一生懸命がんばらなくてはなりません。このことを忘れないでほしいと思います。
 今日は、予告なしの避難訓練でした。みなさんの様子を見ていて、ちゃんと放送を聞いて、先生方の指示にしたがって、本気で避難することができた人が多かったように思います。ただ、地震は、学校にいるときだけ起きるわけではありません。お家にいるときや登校・下校中に起きるかもしれません。そのようなとき、どのようにしたらよいのか、お家の人と話し合うのもよいと思います。」

第2回卒業式全体練習

 3月9日(水)、2回目となる卒業式全体練習を行いました。この日は、卒業生の入退場と式歌の練習を中心に行いました。式歌は、稲田中学校の音楽科の先生にご指導をいただきました(小中一貫教育)。歌うときの口の開け方や声の出し方などを丁寧に教えていただき、見違えるほど歌い方や声の大きさがよくなりました。
 全体練習は、予行を含めて残り2回です。思い出に残る卒業式にするためにも、練習から本気で取り組んでほしいです。

6年生全員Deフルマラソン

 3月8日(火)、「一本のバトンを全員でつないで42.195kmを完走する。」という目標に向かい、春を感じさせる穏やかであたたかい天候の中、『6年生全員Deフルマラソン』を実施しました。
 41名の児童と3名の先生方でバトンをつなぎ、目標の2時間40分を切る、2時間32分23秒で完走を果たしました。
 今回、「稲田ランナーズ」のメンバーが運営を担当し、1㎞ごとの距離を提示したり、マイクを使い状況・情報を流したり、大きな声で応援したりしました。会場にいる41名の児童と3名の担任が一体となる、すばらしい雰囲気の中で実施できたこと、残り少ない小学校生活のよい思い出となりました。
 子どもたち41名は、みんなで走りきった充実感、みんなで取り組む楽しさ、応援される中で活動ができるうれしさ、みんなで一つのことに取り組み深めた絆の強さを十分に感じることができました。