今日、教頭が朝の開錠作業をしながら体育館に向かうと、外のたたき部分に、なにやら黒いものを発見しました。「長くてくねくねしたもの」だったらすぐに逃げるのですが、そうではないもののようなので近づいてみると、立派なオスのノコギリクワガタでした。どうしようかなと迷いましたが、1年生の教室で飼ってもらうことにしました。自分のものにするということではなく、みんなで協力して何かを世話をする体験のきっかけになればと考えたからです。
持って行ったときは、われ先に見たい・さわりたいという状態でしたが、「一回見たら次の人に見せてあげようね」というと、優しく譲ってあげる姿が見られました。
子どもたちには、「鳥に襲われたのか、片方の角の先が折れているし、足も一本なくなっています。でもがんばって生きています。優しくめんどうを見てくださいね。」と話しました。