2021年5月の記事一覧

待ちに待ったヘチマの発芽

3校時は4年生の理科でした。待ちに待ったヘチマの発芽を見ることができました。種子をまいてかなりの時間が経ち、1つのポットだけしか発芽しないのかなと思い諦めかけていたところ、写真のように小さく発芽しているポットがあったのです。ヘチマの種から芽がでて、葉が3~4枚になったら花壇や大きいプランターに植え替える予定です。この小さな芽に続き、他のポットからも芽が出ることを期待して、水をまきました。がんばれ~がんばれ~ヘチマ!

発芽する前と後の子葉を調べました

5校時は、5年生の理科でした。発芽する前と後の子葉を調べました。水にひたして、やわらかくした種子を切り、ヨウ素液にひたしました。また、発芽してしばらくたった子葉をヨウ素液にひたしました。ヨウ素液は、でんぷんを青紫色に変える性質があるので、様子を見ていると・・・。発芽する前の種子は青紫色に変化しましたが、発芽してしばらくたった子葉は、ほとんど変化しませんでした。このことから、子葉の中にはでんぷんが含まれているが、そのでんぷんは発芽する時の養分として使われてしまうことが分かりました。ヨウ素液を初めて使う5年生。そこで、ヨウ素液は紫外線を含む日光に当たると変質するので、褐色瓶に入れて冷暗所に保存することを教え、実際にどのように保管されているかを確認しました。また、実験で使ったヨウ素液は、薄めたものを使いました。変色する様子にびっくりしていた子どもたちでした。

はき出した空気は吸う空気と違うのかな?

4校時は6年生の理科で、「はきだした空気は吸う空気と違うのか。」について実験を行いました。今回は、①石灰水で調べる方法②気体検知管で調べる方法をやってみました。はき出した空気には、水蒸気が多く含まれているので、ポリエチレンの袋の内側が曇っていることも観察しました。石灰水が入った袋に周りの空気(吸う空気)を入れて振っても、石灰水に変化がありませんでしたが、はき出した空気を入れて振ると、石灰水は白濁しました。このことから、吐き出した空気には、二酸化炭素が多く含まれていることが分かりました。気体検知管での実験では、周りの空気(吸う空気)は21%として、吐き出した空気を調べました。はきだした空気中の酸素は、18~19%と、やや少なくなっていたという結果がでました。それに比べて、はき出した空気中の二酸化炭素は、2.4~3.0%とかなり多くなっていました。このことから、人は空気を吸ったりはき出したりして、空気中の酸素の一部を取り入れ、二酸化炭素をはき出していることが分かりました。

あいさつがきらいな王さま

給食後は、松なみ集会を行いました。今回は、松なみ委員会のBグループが司会・運営を担当。5年生のAくんがはじめの言葉、4年生のNさんがおわりの言葉、司会を6年生のHさんが担当しました。今回は、校長講話のみとなりました。校長講話の中で、「あいさつがきらいな王さま」というお話を紹介されました。簡単に紹介します。王様は朝起きてから夜寝るまで、あいさつばかりしています。王様は、毎日おなじようなあいさつをするのは、もう面倒だと思い、「今日からこの国ではあいさつを禁止する。あいさつをした者は、牢屋に入れる。」とおふれを出したのです。パン屋さんはお客さんに「こんにちは。」とうっかり言って、捕まってしまいました。お隣のおばさんに「こんにちは。」と言った男の子も、牢屋に入れられてしまいました。あいさつができなくなったこの国は、いつの間にか暗く寂しい国になってしまいました。あいさつを禁止した王様も、元気がなくなり、寂しい気持ちになっていきました。ある日、王様はばったり出会った家来に、「やあ、おはよう!」と自分から言ってしまいました。王様は、あいさつをしたおかげで、今までの暗くて寂しい気持ちがいっぺんに吹き飛んだのです。「そうか、あいさつをするのは、こんなに気持ちがいいことだったのか。」と気づき、王様は自分が間違っていたことを謝り、おふれもやめました。それどころか、自分から進んであいさつをするようになったのです。このお話からあいさつをすると、笑顔になれ明るい気持ちになれることがわかりますね。ぜひ、自分から進んであいさつをできるようになるといいですね。「先にあいさつ 白江小」の合言葉を実践していきましょう。

どちらの問題も、式は6÷2=3だけど?

5校時は、第1回授業研究会を行いました。1回目は3年生の算数科「わり算」の授業を、先生方が参観しました。白江小学校の研究主題は、「主体的・対話的で深い学びの実現を通して」です。3年生は、わり算の単元の7時間目で、2つの問題を見比べて、似ているところや違うところについて考えていきました。問題①「6このあめを、2人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になるか。」問題②「6このあめを、1人に2個ずつ分けると、何人に分けられるか。」という問題です。式はどちらも同じで、「6÷2=3」。しかし、問題①は「1人分は何個」と求められているので、答えは「3個」になります。問題②は「何人に分けられるか」と求められているので、答えは「3人」になります。わり算の式だと同じ「6÷2=3」ですが、かけ算で考えると違うのです。問題①は、「3個ずつ2人」なので3×2=6。問題②は、「2個ずつ3人」なので、2×3=6。難しいですね。子どもたちは、グループの友だちと、キーワードに着目して、式の違いを考えていました。最後は、学習したことをいかして、「24÷4」になる式を考えました。45分間、集中して学ぶ姿が、さすが中学年の仲間入りをした3年生だなと感じました。がんばりました!