こんなことがありました

5、6年生教室の朝のできごと

12日(金)5、6年生の教室に9年生が訪れ、昇降口前に掲示されている「9年生への応援メッセージ」に対するお礼を述べていました。9年生から、「みんなの応援がとてもうれしかったです。受験がんばってきます!」という力強いことばがありました。

 

その後、5、6年生は、この日の朝のできごとや感想などを作文にまとめていました。それらの一部を抜粋して掲載します。

 

「あっ、9年生の先輩だ。どうしたのだろう。」今日、9年生が教室に来てくれた。受験の応援のお礼に来てくれてのだ。他の学校では、中学生が教室に来てお礼を言いにくることはないのに、稲田学園ではわざわざ私たちの教室に来てくれてお礼を述べてくれる。とてもうれしいことだ。でも、何かをがんばる人に応援するのはあたりまえの事だと思う。あたりまえのことをしただけなのにわざわざ来てくれるなんて、「なんてすてきな中学生だろう。」と思う。だから、私も応援してくれた人たちに対して、今日の9年生のようにしっかりお礼を言えるようなすてきな人になりたいと思った。

 

今日の朝、9年生の先輩方がわざわざ応援のお礼をしに来てくださった。僕は、中学生はやはりすごいと思った。僕だったら応援されても、「がんばろう」で終わると思うけど、9年生は違ったからだ。考えてみたら、がんばってと応援されたら、ありがとうとお礼をすることは自然なことだと思う。だから、9年生のようにすてきな中学生になれるようがんばろうと思った。

 

5、6年生と9年生は、相手を思いやる交流をとおして、それぞれが成長し、お互いにその成長を実感できたようです。今後もこのような子どもたちを育んでいきたいと思います。