主体的・協同的に学び、豊かな心でたくましく生きぬく子どもの育成
~「やりたい」がつながる学校~
主体的・協同的に学び、豊かな心でたくましく生きぬく子どもの育成
~「やりたい」がつながる学校~
東日本大震災から11年目の今日。ちょうどあの日も、金曜日でした。2011年3月11日金曜日、午後2時46分。三陸沖を震源とする国内観測史上最大規模のマグニチュード9.0の地震が発生しました。東北や北関東を中心に最大震度7、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の8県で震度6弱以上を観測した大震災。その直後に福島県相馬市で9.3メートル以上、宮城県石巻市で8.6メートル以上、岩手県宮古市では8.5メートルの高さとなる大規模な津波が広範囲にわたって沿岸部に押し寄せました。今でも、あの大きな地震の揺れ、ニュースで流れてきた津波の映像、原子力発電所の衝撃的な映像が、昨日のことのように思い出されます。
今日の5校時は、6年生の子どもたちと『特別の教科道徳の学習』の学習をしておりました。学習が終わり、東日本大震災について話をした後、帰りの会を行いました。そして14時46分。まだ、教室いた多くの子どもたちと一緒に、校内放送に合わせて1分間の黙祷を行いました。
子どもたちは、これまでに防災教育として授業で学習をしたり、家族から聞いたりしているので、東日本大震災が起きたことは知っています。しかし、平成22年生まれ(4~12月)・平成23年生まれ(1~3月)の6年生にとって、平成23年3月11日に起きたあの地震についての実体験の記憶は、ほとんどありません。6年生が生まれた頃なので、1~5年生においては聞いて学ぶことしかできません。だからこそ、語り継いでいくことが大切なのだと感じました。
今日は、テレビでも東日本大震災に関するニュースや番組があると思います。家族で見る機会がありましたら、家庭での防災教育として、地震が起きたときどのように避難するのか、登下校中に地震が起きた時の避難場所などを確認していただけると、子どもたち自身が安心すると思います。
写真は、今年度5月に実施した避難訓練(地震を想定)の時の1年生の様子です。
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