あいさつがきらいな王さま

給食後は、松なみ集会を行いました。今回は、松なみ委員会のBグループが司会・運営を担当。5年生のAくんがはじめの言葉、4年生のNさんがおわりの言葉、司会を6年生のHさんが担当しました。今回は、校長講話のみとなりました。校長講話の中で、「あいさつがきらいな王さま」というお話を紹介されました。簡単に紹介します。王様は朝起きてから夜寝るまで、あいさつばかりしています。王様は、毎日おなじようなあいさつをするのは、もう面倒だと思い、「今日からこの国ではあいさつを禁止する。あいさつをした者は、牢屋に入れる。」とおふれを出したのです。パン屋さんはお客さんに「こんにちは。」とうっかり言って、捕まってしまいました。お隣のおばさんに「こんにちは。」と言った男の子も、牢屋に入れられてしまいました。あいさつができなくなったこの国は、いつの間にか暗く寂しい国になってしまいました。あいさつを禁止した王様も、元気がなくなり、寂しい気持ちになっていきました。ある日、王様はばったり出会った家来に、「やあ、おはよう!」と自分から言ってしまいました。王様は、あいさつをしたおかげで、今までの暗くて寂しい気持ちがいっぺんに吹き飛んだのです。「そうか、あいさつをするのは、こんなに気持ちがいいことだったのか。」と気づき、王様は自分が間違っていたことを謝り、おふれもやめました。それどころか、自分から進んであいさつをするようになったのです。このお話からあいさつをすると、笑顔になれ明るい気持ちになれることがわかりますね。ぜひ、自分から進んであいさつをできるようになるといいですね。「先にあいさつ 白江小」の合言葉を実践していきましょう。