どちらの問題も、式は6÷2=3だけど?

5校時は、第1回授業研究会を行いました。1回目は3年生の算数科「わり算」の授業を、先生方が参観しました。白江小学校の研究主題は、「主体的・対話的で深い学びの実現を通して」です。3年生は、わり算の単元の7時間目で、2つの問題を見比べて、似ているところや違うところについて考えていきました。問題①「6このあめを、2人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になるか。」問題②「6このあめを、1人に2個ずつ分けると、何人に分けられるか。」という問題です。式はどちらも同じで、「6÷2=3」。しかし、問題①は「1人分は何個」と求められているので、答えは「3個」になります。問題②は「何人に分けられるか」と求められているので、答えは「3人」になります。わり算の式だと同じ「6÷2=3」ですが、かけ算で考えると違うのです。問題①は、「3個ずつ2人」なので3×2=6。問題②は、「2個ずつ3人」なので、2×3=6。難しいですね。子どもたちは、グループの友だちと、キーワードに着目して、式の違いを考えていました。最後は、学習したことをいかして、「24÷4」になる式を考えました。45分間、集中して学ぶ姿が、さすが中学年の仲間入りをした3年生だなと感じました。がんばりました!