朝食を見直そう週間~朝食の大切さを再確認

 先週(6/27~7/1)は、白江小学校で朝食を見直そう週間を行いました。成長期の子どもたちのよりよい発育発達を考えた時、朝食がいかに重要であるかということは言うまでもないことなのですが、慌ただしい毎日の中で、毎回栄養バランスのよい朝食を準備し、子どもに食べてもらうことは、おそらくどのご家庭でも難しいことなのではないかと思います。「もっと栄養をとらせたい…、でも時間がない…。」とお悩みのご家庭もたくさんおありではないでしょうか。

  7月1日に実施した、今回の白江小朝食調査では、朝食を食べてきた児童106/108名(98.1%)、朝食に野菜を食べてきた児童61/108名(56.5%)、朝食に汁物を食べてきた児童50/108名(46.3%)という結果となりました。毎日笑顔で子どもたちを送り出してくださる保護者の皆さまには、感謝しかありません。そこに、朝食の内容も完璧に!などとお願いするつもりは決してありません。栄養バランス、彩り、美味しさ…理想どおりに食生活が送れればよいですが、なかなかそうはいかないのが現実ではないかと思います。

  では、食べてさえいればよいのか…というと、やはり成長期の子どもたちには、栄養のバランスや食事量が大切にはなってきます。となるとどうしたらよいか…。お勧めは、毎回完璧を求めず、1日単位、週単位など、トータルで必要な栄養がとれるように意識していただくことです。「今日は野菜が不足していたから明日は野菜を多めに。」とか、「今週肉料理が続いたから豆腐(植物性タンパク質)をメインに使ってみよう。」とか、少しずつ食生活を振り返っていただきながら、不足分を補う食生活を送っていただけると、食生活がよりよいものとなっていくと思います。

 お忙しい毎日の中でのご家庭での食生活、ご苦労も多いかもしれませんが、たくさんの栄養とたくさんの笑顔を食卓にのせて、お子さまとの食事の時間を大切に過ごしていただけたら幸いです。

 白江小学校の子どもたちが、栄養をたっぷりととり、元気な心と体で学校生活を送ることができるように、保護者の皆様、これからもよろしくお願いいたします。