教育実習生による授業研究

4週間にわたる教育実習も、今週で終わりとなります。教育実習生の2名は、14日に授業研究を行いました。2校時はSさんが、4年生の歯科指導「噛むことの大切さを知ろう」。3校時はSさんが、6年生の歯科指導「健康な歯肉」。2校時の「噛むことの大切さを知ろう」では、食事と咀嚼について、自分の日常生活を振り返りました。「ひみこのはがい~ぜ」についてのクイズを行いました。よく噛むことの良さの頭文字が「ひみこのはがい~ぜ」になっています。ひ「肥満防止」、み「味覚の発達」、こ「言葉の発音はっきり」、の「脳の発達」、は「歯の病気予防」、が「癌予防」、い「胃腸快調」、ぜ「全力投球」。色変わりガムを使い、ガムを1分間噛み、その色の変化を見てみました。赤・濃いピンク・うすいピンク・黄色・緑色など、噛み方によって色が異なりました。自分の咀嚼について知ることができて、とても有効だったと思います。その後、「噛ミング30」についての話がありました。ひとくち30回は噛むという目安です。ひとくち30回噛むことは、なかなかできることではありませんね。意識だけはしていきたいと思います。3校時の「健康な歯肉」では、歯の健康に目が行きがちですが、歯を支えている歯肉に着目した授業でした。歯肉は、歯を支える役割をしていますが、支えられなくなったらどうなるのだろうということから、授業を組み立てていました。健康な歯肉と病気(歯肉炎)の歯肉の写真を提示し、歯肉炎の原因や進行してしまうとどうなるのか、歯肉炎予防の重要性などについても考えることができる授業でした。健康な歯肉は、色はピンク・形は三角形・硬い弾力がある・出血がない状態がいいそうです。一生自分の歯でおいしく食べることが目標ですね。