発芽する・発芽しないの条件

4校時は、5年生の理科を行いました。種子が発芽する条件について、毎日インゲンマメの世話をしていた5年生。今日の授業では、発芽したか・発芽しなかったかを発表し合い、その結果から考察を行いました。「水と発芽」の実験では、室温・空気に触れさせるという同じ条件で、水を与える・与えないの違いを観察してきました。水を与えたものは、ぐんぐん発芽し成長したものの、水を与えなかったものは、発芽しませんでした。「温度と発芽」の実験では、水を与える・空気に触れさせるという同じ条件で、室温と冷蔵庫で違いがでるのか観察してきました。室温の方は、発芽したものの、冷蔵庫の条件に合わせたため、箱をかぶせていました。そのため、白くひょろひょろしていました。冷蔵庫の方は、発芽しませんでした。「空気と発芽」の実験では、水を与える・室温という同じ条件で、空気に触れさせる・触れさせないと違いがでるのか観察してきました。湿らせた脱脂綿で空気に触れさせた方は、元気に発芽しました。空気に触れさせなかった方は、大惨事。種子はふやけて2倍くらいに膨らみ、脱脂綿にはカビが発生。水は悪臭を放ち、発芽しませんでした。この実験の結果から、種子の発芽には、①水②適度な温度③空気が必要であることが分かりました。発芽の次は、植物が大きく成長していくために必要な条件を考えていきます。