とびでる!体の中の臓器

4校時は、6年生の理科を学習しました。人や動物の体の中には、様々な臓器があります。自然と科学の部屋に、臓器がむき出しになっている人体模型がありますが、子どもたちが視覚的に臓器を理解するために、人体模型作りの活動を行いました。それらの臓器が互いに関わり合いながら、生命が維持されていることを捉えるために、人体模型作りは有効だと思います。各臓器をはさみで切り取り、山折り・谷折りに気をつけながら、臓器を番号順に貼り付けていきました。教科書のイラストには、すでに2つの腎臓が描かれておりました。その上に、①胃②心臓③肝臓④肺⑤小腸・大腸を貼り付けました。完成した人から、肺・肝臓・小腸・大腸をめくって、体のつくりを確かめてみました。自分の体の中にこのような臓器が入っていることに、不思議な気持ちをもっていた子どもたち。肺は、心臓をはさんで左右に1対あり、呼吸によって絶えず膨らんだり縮んだりするので、とてもやわらかくできています。そのため、周囲は肋骨で覆われて、つぶれないように保護されています。なので、自分の胸部を触っても、肺を触ることができません。人体模型を眺めながら、自分の体を触り、理解を深めていた子どもたちの姿が見られました。1つの臓器だけで独立して働いているのではなく、他の臓器と関わり合っている臓器。臓器は、助け合い協力し合い働いている、素敵な仲間なのですね。