白江地区の歴史を教えていただきました

24日の午後から、6年生はふるさとについて学習をしました。須賀川市立博物館の学芸員である菅野和博先生をお招きして、白江地区の歴史を詳しく教えていただきました。天気が心配されましたが、なんとか見学中は雨に降られなかったようです。13:15白江小出発→13:20大久保・大和荘→大久保周辺の散策→14:20畑田集会所→隠れキリシタン墓→15:00長命寺という日程で、見学を行いました。この学種は、総合的な学習の時間の「ふるさと学習」の一環として行っています。①大久保館跡・陣屋跡→戦国時代の館跡(大久保館)、堀跡や土塁が一部残存しています。現在の集落は、館跡の上に作られており、堀の位置や小字名(大久保北ノ内・西ノ内・東ノ内)などから、館の場所を類推することができます。合わせて、江戸時代の大久保藩の陣屋跡も見学しました。②隠れキリシタン墓→江戸時代の隠れキリシタンの墓石があり、墓石の頭部(上部)は十字文を模していて、他の墓石とは異なります。通常の墓石は戒名がありますが、隠れキリシタンの墓石には戒名がありません。③石造阿弥陀三尊来迎供養塔→県の指定史跡であり、長命寺にあります。岩瀬郡に特に多い阿弥陀三尊の姿を彫った供養塔です。鎌倉時代の作品であると言われています。自分たちの住んでいる地区の大昔の史跡を知ることで、自分たちのふるさとである「白江」を理解し、より好きになることができたことでしょう。この白江地区には、大昔にどんな方が住んでいたのでしょうか。考えるだけで、なんだかわくわくしてきますね。