3本の平行な直線に斜めの直線が交わってできる角の大きさは?

2校時は、4年生と算数の学習を行いました。平行と垂直について学習をしている4年生。今日の授業では、地元のヒーローであるウルトラマンの必殺技を使い、垂直と平行の違いを復習しました。ウルトラマンは知っているものの、その必殺技まで知っていた人が少なかったので、5分間タブレットを使って「ウルトラマン 技」と入力して調べることにしました。すると「この垂直の十字形は、スペシウム光線だ。」「この垂直のL字形は、メタリウム光線だ。」「この垂直のT字形は、ギロチンナイフだ。」など、ウルトラマンの画像を見ながら、十LTの垂直をウルトラマンの技に合わせて確認することができました。

子どもたちの様子を見ていると、十字形・L字形・T字形のような典型的な垂直のイメージはしっかりと身についていますが、×のような傾いている場合の垂直に関しては見逃してしまうことがありました。平行については、垂直よりはわかりやすかったようです。「2本の直線が同じ幅で並んでいること」「1本の直線に同じ角度で交わっていること」を理解した4年生。横の3本の直線が平行な場合、横の直線と斜めの直線が交わってできる角の大きさについて、考えました。「どんな斜めの直線を引いてもいいのですか?」と言うので、「横の3本の直線に交わるように引いてあれば、どんな斜めの直線でもいいよ。」と伝えると、各自のセンスで引いていました。その後、「あれ?3つとも104°だ。」「ぼくは3つとも50°だ。」と、教えてくれました。不思議そうにしていた子どもたち。違う斜めの直線だと結果が異なるかと思い、たくさん引いて調べる姿が見られました。最後は、平行な直線の幅を調べて終わりました。ウルトラマンを見るたびに、垂直や平行の学習を思い出すことでしょうね。