金属を湯で温めると?氷水で冷やすと?ガスコンロを使って熱すると?

今日の3校時は、4年生と理科を学習しました。これまで、空気は温められると体積が大きくなり、冷やされると体積が小さくなることや、温度による水の体積の変わり方は、空気に比べてずっと小さいことを、実験を通して知ることができました。

今回は、金属を温めたり冷やしたりする時の体積の変化について、実験を行いました。子どもたちは、3年生で鉄や銅・アルミニウムなどについて学習しています。「金属は水より固いから、体積は変わらない。」という予想をもち実験を始めました。金属球膨張実験器を使い、実験前の金属の球の大きさを確認するために、大きい輪と小さい輪に通してみました。大きい輪は通り、小さい輪は通りませんでした。

実験は3つ。①湯で温めると?②実験用ガスコンロで熱すると?③氷水で冷やすと?子どもたちの「早く実験をして確かめたい。」という思いが、表情や言葉からも伝わってきました。実験用ガスコンロを初めて使うので、使う前に確かめること・してはいけないこと・火の付け方・火の消し方などを、しっかりと学習しました。そして、各グループごとに私が入り、ガスコンロの使い方を見本を示して教え、子どもたちに体験させました。

湯で温めた結果、大きい輪は通り小さい輪は通りませんでした。実験前と同じ結果でした。氷水で冷やした結果、大きい輪も小さい輪も通ることができました。小さい輪は湯で温めても通らなかったのに、冷やしたら通ったことにびっくりしていた子どもたち。ガスコンロで熱したところ、また新たに発見が!この実験のまとめは次時なので、またお伝えしないでおきます。ガスコンロの正しい使い方を覚え、実験をすることができました。