単三のマンガン電池ではないと大変!

4年生の理科では、電気のはたらきについて学習をしています。①乾電池のつなぐ向きと電流の向きを調べる②乾電池のつなぎ方を変えて、電流の強さを調べる③乾電池のつなぎ方と豆電球の明るさを調べる④モーターカーを使って電流の強さを調べることを学習してきました。今後は、①豆電球付きモーターカーを走らせる②プロペラカーを走らせる③プロペラ飛ばしなどを行う予定です。子どもたちは、実験を重ねていくごとに、電池のパワーが落ちていると感じているようです。おうちに帰り、「単三電池を買って欲しい。」とお願いしている人もいるかもしれません。子どもたちには、授業の中で「マンガン電池を使う。」ことを、話してきました。家庭で使っている電池は、アルカリ電池や充電式電池などが主流ではありますが、実験ではマンガン電池をしようしています。その理由は、アルカリ電池や充電式電池などは、電流量が多いので、誤って乾電池の+極・-極を直接つないでしまうと、乾電池や導電が熱くなります。それにより、火傷や火事の原因になるおそれがあるのです。「ショート回路が危険な理由は、回路の抵抗が小さいので、とっても大きな電流が流れてしまうことであること。」 「乾電池を使った回路で、配線を間違えショート回路になった場合、マンガン乾電池と比べ電流値の大きいアルカリ乾電池や充電式電池は、発熱量が大きく、マンガン乾電池と比べより危険であること。」を、授業でも確認していますので、もし週末に「単三電池を2個買って欲しい。」と言われた場合には、必ず「アルカリの単三電池を2個」購入してください。理科の実験だけでなく、休み時間にもモーターカーを走らせて研究をしている4年生。電池の消耗が早いようです。理科の実験だけあれば、購入しなくて大丈夫です。よろしくお願いいたします。