主体的・協同的に学び、豊かな心でたくましく生きぬく子どもの育成
~「やりたい」がつながる学校~
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12日の3校時は、4年生の理科を行いました。この単元では、『物のあたたまり方』について学習してきました。2学期末には、まず①『金属のあたたまり方』を学習しました。金属の棒や板にペースト状のし温インクを塗り、実験用ガスコンロで熱してみました。前単元で実験用ガスコンロの使い方を覚えた4年生は、使う前に確かめること・してはいけないこと・火のつけ方・火の消し方を確認し、正しく使うことができました。切り込みのある『U』の形のような金属の板を熱すると、どのようにあたたまっていくのかを予想した後、実験をしたところ、予想と違う結果に驚いていました。また、2学期末には、②『空気のあたたまり方』を学習しました。暖房をしている部屋の空気の温度を調べたり、電熱器に線香の煙を近づけて、あたためられた空気の動きを調べました。その結果、あたためられた空気は上に動き、空気は動きながらあたたまっていくので、暖房の熱源は下にある方が望ましいことがわかりました。
そして、12日は③『水のあたたまり方』の実験を行いました。2学期末に学習した金属や空気のことを想起しながら、あたためられた水はどのように動くのかを予想していました。青紫色に染まった水を熱したところ、し温インクの色がピンク色に変わったところは、上の方に集まったことに、驚いていました。そして、あたためられた水が動き、全体がピンク色に染まると、「うわ~きれい。」「全体がショッキングピンクになった。」と、感動のつぶやきが!実験終了後、「雪でビーカーを冷やしたら、どのように色が変わっていくのかな?」と、つぶやきが聞こえたので、「やってみたら?」と声をかけ、理科室の外のベランダに出てやってみることにしました。すると、「あ~やっぱりね。」「あっという間に、ピンク色から青紫色に変わった。」「下の方から冷えるみたいだね。」と、予想と結果が同じだったことに喜ぶ姿が見られました。教科書にはない実験でしたが、あたためられた場合だけでなく、冷やされた場合はどうなるのかと考えを広げられたことが、素晴らしかったです。
17日の理科では、し温インクではなく絵の具を使い、あたためられた水が上に動くことがよくわかったようです。ビーカーの左右の底に違う色の絵の具を置き、ビーカーの中央を熱してみたところ、左右から上の方に絵の具が動き、上の方で混ざり合い、全体に広がっていくのがわかりました。
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