白江小学校から巣立った20名

昨日、白江小学校から巣立った卒業生20名。校長式辞にもありましたが、この6年生が白江小学校で学んだのは1201日。体半分くらいの大きさに感じたランドセルが、今では背中にちょこんと乗っているという感じまで成長した6年生。普段とは違う正装をして登校した卒業生の姿を見て、「本当に卒業してしまうんだな。」と、寂しい気持ちになりながら卒業していくことを実感しました。9時少し前に登校し、5年生からコサージュを受け取った後、のびのび広場で歌や門出の言葉の練習をしていた6年生。少し緊張した様子が見られました。華やかな式場を見て、緊張感が増したようでした。入場に向けてのびのび広場の2階へ移動する時には、友だちと「緊張するね。」と和らいだ表情で話をしていましたが、「卒業生入場」になると、引き締まった表情に変わっていました。

卒業式は、①保護者の来校人数を2名に制限②来賓の人数も最小限③全員のマスク着用④アルコール消毒の徹底⑤記念品は紹介のみ⑥式歌や門出の言葉はマスク着用⑦児童・保護者の間隔をあけるという、コロナウイルス感染防止対策を徹底して、実施することができました。

入場曲「威風堂々」で厳かに入場した卒業生。卒業証書授与では、校長より一人一人手渡された卒業証書を、この6年間支えてくれた親へ手渡しました。門出の言葉の中では、♪ひろい世界へ(6年生のみ) ♪大空がむかえる朝(4・5年生) ♪カイト(6年生のみ) ♪校歌(全員) ♪愛唱歌(全員)の5曲を歌いました。コロナウイルス感染防止により、歌を歌う機会が減っていましたが、昨日はマスク着用・間隔を開けるなどの対策をした上で、歌うことができました。

門出の言葉の中では、卒業生の保護者の皆様が作成したDVDを流しました。在校生はまだそのDVDを見ていなかったので、じっと見つめていました。DVDを見ながら、保護者の皆様のお子さんへの愛情の深さを感じました。

退場曲は中島みゆきさんの「糸」。しんみりとした曲に見送られながら、卒業生は白江小学校から巣立っていきました。在校生・教職員一同、寂しい気持ちでいっぱいですが、中学校での活躍を期待しております。

卒業生の皆さん、保護者の皆様、おめでとうございました。そして今まで6年間、ありがとうございました。