不審な人から逃げる練習

5校時は、避難訓練(防犯教室)を行いました。不審者の侵入などによる緊急事態に備え、生命の安全を第一に考え、迅速にかつ落ち着いて安全に避難できるようにすることを目的として行いました。須賀川市警察署のスクールガードリーダーの方を2名お招きして、事後指導をいただきました。写真に載っている不審者役は、校長になります。不審者対応訓練をしているのは、教頭と事務になります。教務は、全校生の避難確認と警察への連絡(今回は連絡を入れたつもり)を担当するなど、子どもたちの知らないところで、教職員向けの訓練も行っていました。不審者なのか来校者なのかの判断として、「どちらさまですか?」「どのようなご用件ですか?」など名前や来意を尋ね、不審者だと判断した場合には、①児童の安全確保②隣接学級への通報③不審者への対応を行っていきます。誰が不審者を発見するかはわかりませんので、子どもたちも私たちも放送を正しく聞くことが大切になります。放送を聞き、教室内にとどまるのか、ただちに避難をするのかなど、その状況に応じた判断力も大切だと思います。基本的には担任がいつも教室にいるのですが、そうとは限りません。白江小学校の教室は、オープンスペースのため、教室の内鍵をかけることができません。机や椅子などでバリケードをつくるしかありません。隣接学級への通報については、白江小学校の校舎はとても広く、廊下に各教室につながる電話などもないため、緊急事態の時には大声で叫ぶ・非常ベル・ホイッスルなど、とにかく「何だ!」「何が起きているんだ!」「いつもと違うぞ!」とアピールするしかありません。今日は「訓練」でしたが、不審者はいつ侵入するかわかりませんので、私たち教職員も子どもたちも、訓練したことを忘れずに、そして臨機応変に落ち着いて判断することができるように、心がけていきたいと思います。ご家庭でも、訓練の様子などを話題にしていただき、登下校中に緊急事態に遭遇したらと想定して、避難の仕方などを確認してみてください。