救急救命講習を受けました

6月30日の授業参観後に、教職員と希望する保護者による救急救命講習会が行われました。

教えてくださったのは、赤十字救急法ボランティア指導員さんです。

まずは、AEDの使い方について説明を受けました。

ちなみに、「AEDは心臓の動きを止めるために使う」ということを知っていましたか?

不規則に動く心臓をいったん止めて、心肺蘇生法で心臓を再び正常に動くようにさせるのです。

もし間違って電気を流してしまったら・・・・と心配になりますね。

大丈夫です。パットを付けると、解析が始まり、AEDが必要かそうでないかがきちんと判断されるのです。

  

講師の先生の一連のやり方を見て、私たちもグループで練習しました。

心肺蘇生では、胸骨が5cmほど沈む強さで、1分間に100回から120回の速さで押します。

2分間押し続けてみました。

思った以上に長い時間です。かなり疲れました。

実際の現場では、救急車が到着するのは通報してからおよそ10分後。

意識の回復がなかった場合には、少なくとも10分間は心肺蘇生を続けなければなりません。

そう考えると、緊急時にはできるだけ多くの人に声をかけ、協力してもらうことが大切だと学びました。

  

  

学校で緊急事態が起きたときには、この講習を踏まえ、児童の命を守るべく全力を尽くします。