悲しみに包まれた離任式

昨日の9時から、のびのび広場で離任式を行いました。児童登校時刻は9時でしたが、普段通り登校してきた通学班もあり、久しぶりの登校を喜ぶ子どもたちの姿が見られました。「おはようございます!」と、元気にあいさつをしてくれた子どもたち。学校に子どもたちの姿があると、活気があふれいいものですね。先生方も、久しぶりに子どもたちと出会い、たくさんの笑顔が見られました。

今回の人事異動は、6名の先生方とのお別れという、白江小学校にとってとても大きな出来事となりました。子どもたちもびっくりしたことと思いますが、白江小学校の教職員もとても驚きました。

   <転出・退職職員>
校  長   善 方 威 浩 須賀川市立柏城小学校へ
教  頭   松 本 克 己 須賀川市立大森小学校へ
教  諭   金 井 達 夫 退 職
教  諭   佐久間美恵子 退 職
養護助教諭  菊 池 恵 須賀川市立白方小学校へ                                   学校司書  髙橋茉琳 須賀川市立小塩江小学校へ

退職・転出職員が入場すると、子どもたちの表情も引き締まりました。校長より、退職・転出される教職員の紹介があり、一人ずつあいさつをもらいました。子どもたちは、言葉ひとつひとつをかみしめながら、聞き逃さないように集中して聞いていました。

児童代表お別れの言葉は、5年生の古川さん。緊張しながらも気持ちを込めて、感謝の言葉を伝えることができました。4月から最上級生になるだけあり、立派な発表でした。児童代表花束贈呈では、善方校長には5年生の高原さん、松本教頭には4年生の菅野さん、金井教諭には2年生の樽川さん、佐久間教諭には4年生の大塚さんと5年生の相樂さんが、全校生を代表して花束を贈りました。ステージ上で言葉をかわす子どもたちの背中は、とても寂しそうでした。

最後は、校歌・愛唱歌斉唱を行いました。離任される先生方と歌うことができる最後の歌だったので、全校生が心を込めて歌いました。ピアノ演奏は、校歌が5年の本田さん、愛唱歌は5年の星野さんでした。二人とも、練習してきた成果を出し、歌いやすい演奏を心がけていました。

離任式終了後、外で見送りを行いました。子どもたちが並び始めた頃、小雨が降ってきました。すると、子どもたちから「涙雨だ!」と声が聞こえ、「そうだね。」と悲しい気持ちになりました。しかし、離任される先生方が歩き始めた頃には、小雨もやみだんだん晴れてきました。

6名の先生方には、大変お世話になりました。お別れはとても寂しいことですが、先生方に教えていただいたことを胸に、がんばっていきたいと思います。