コップが汗をかいているのはなぜ?

今日の1校時は、4年生の理科を学習しました。4年生の理科は教務が担当します。昨年度、2回ほど担任が出張の時に一緒に学習をしたのですが、他の学年と比べると、一緒に過ごしたことがほとんどなかったので、少し緊張しました。しかし、学習の準備や学習に臨む姿勢がとても素晴らしく、授業開始時刻前からしっかりと座り、机上の整理もできていました。私に慣れていないこともあり、子どもたちも緊張した様子が見られましたが、授業を進めていくと、自分の考えを進んで発表する姿が多く見られました。
まず、「暑い日に冷たい飲み物をコップに注いだら、コップに汗をかいたよ。なぜだろう?」という課題について考えました。初めは、「コップの中からしみ出したのかも。」「誰かがふきつけたのかも。」と、予想していた子どもたちでしたが、「暑い日なんだよな。」「冷たい水を入れたんだよな。」という部分に着目した子どもたち。すると、めがねを着用している女の子が、「寒い日に熱いラーメンを食べた時に、めがねが曇って、その後にめがねがあせをかいていた。」と、生活体験から話をしてくれました。また、「暑い日に校庭で遊んでいたら、あせをいっぱいかいた。」という自分の経験を話してくれた人もいました。その中で、水は姿を変えることに気づいた子どもたち。「水になったり氷になったり。あとは、このコップについたあせのようになるのかな?」と、疑問をもった子どもたちでした。授業後半は、3年生で学習したことの復習ワークを行いました。次の授業は、校庭や中庭にでて春を探しながら観察を行います。4年生のみなさん、よろしくお願いします。