図工「しんぶんしとなかよし」~本当に仲良し

3・4校時は、2年生と図工の学習を行いました。学習した単元は、「しんぶんしとなかよし」です。新聞紙を、ふんわり・ひらひら・くしゃくしゃ・くるくると形を変えてみました。そして、作りたいイメージが同じだった友だちとグループになり、巨大な作品を作り始めた2年生。「秘密基地を作りたい。」「ハンモックを作りたい。」「秘密のお城をつくりたい。」「ベッドを作りたい。」「テントを作りたい。」など、頭の中で作りたいイメージをしっかりともち、意欲的に作っていました。教室では、この素敵な作品を片付けないと給食を食べることができないため、自然と科学の部屋(図工室と理科室)を貸し切り、机をどかして、広いスペースを自由に使って作りました。机の下に迷路を作ったり、机の上に屋根をつけたり。子どもたちの発想力の素晴らしさに、感動して見ていました。新聞紙を丸めて身長の2倍くらいの長さにしていた男子。丸めた新聞紙に包まれていた男子。お城の細部にまで工夫をしていた女子。新聞紙をつなげて大きくして、大きな作品を作っていた女子。新聞紙を自由自在に操っていた2年生。この2時間だけでは作ることしかできなかったので、担任の先生に話をして、明日遊ぶ時間を設けてもらうことにしました。作品作りも素晴らしかったのですが、協力して片付けた時が素晴らしい。まだ使える新聞紙をていねいにたたんで袋に入れたり、新聞紙に切れ端を探して捨てたり。「滑って転ぶと危ないから、新聞紙の上には乗らないようにね。」と声をかけたところ、夢中になりながらも注意を守り作り上げることができました。明日、笑顔で遊ぶ2年生の顔が、目に浮かびます。