こんなことがありました!

自奉楽の公演が行われました!

 今日、須賀川市の文化交流の拠点施設である「風流のはじめ館」が開館し、そのオープニングセレモニーに「古寺山自奉楽」の公演依頼があり、上小山田地区のこども園児、大東小児童、大東中生が参加しました。

 上小山田地区の「小寺山白山寺」は、奈良時代に行基菩薩によって開山され、江戸時代に住職となった清光和尚が寺を再建するために村の子どもたちに「自奉楽」という踊りを教えたことから現在に至り、33年ごとに行われる寺に祀られている「聖観世音菩薩」のご開帳の時に奉納されるようになりました。

 昭和49年に、県の「重要無形民俗文化財」に指定されています。

 今日、子どもたちは、三部構成になっている「平鍬踊り」「田植え踊り」「獅子舞」の中の「田植え踊り」を踊りました。通常は40分の踊りですが、今日は、30分くらい踊りました。長い踊りを覚えしっかり踊る子どもたちの姿にりりしさとたくましさを感じました。 

 大東小学校では、地域を大切にし地域に誇りをもてる児童の育成を目指しています。今、4年生は、この「自奉楽」を守っている方々について学びを深めています。本日子どもたちとともに出演していた方々が保存会の一員として、この伝統を受け継ぎ次の世代に伝えるため頑張っていらっしゃいます。ワクワクフェスタでは、子どもたちのそれらの学びを発表しますので、ご覧になってください。

 風流のはじめ館には、樹齢80年のきんもくせいの大木があり、満開でした。きんもくせいの香りに包まれながら公演が行われました。