出来事

新型コロナウイルス感染拡大による2度目の「非常事態宣言」

 このところ、首都圏では新型コロナウイルスのいわゆるデルタ株によるものと思われる感染が爆発的に拡大しています。福島県でも様々な指標が悪化の一途をたどり、8月5日には「本県の感染状況はたいへん危機的な状況にある」との県知事メッセージとともに、2度目となる「非常事態宣言」が発令されました(内容はトップページの「お知らせ」に載せました)。

 須賀川市も、このところ陽性者が増加傾向と低年齢化が見られるようです。不要不急の外出をしない、基本的な感染対策を徹底することなどを、一人一人が危機感を共有し自分事として行っていくことが大切と思います。

 この期間に予定されている、PTA行事の「奉仕作業」「資源物回収」については、PTA会長さんや担当委員会の委員長さんなどと検討し、速やかにお知らせします。特に「資源物回収」は地域の皆様にも大きく関わることですので、早急に結論を出したいと思います。なお、お知らせは「一斉メール」「本ホームページ」(資源物回収については回覧板でも)で行います。

 始まるとあっという間に終わってしまうのが「夏休み」。残りは、今日を入れて19日となりました。これまで、事故などの連絡は一つも入っていません。残りの19日間も、新型コロナに十分注意しながら、楽しく充実した夏休みを送ってほしいと思います。

 

暑い夏~遊泳に係わる事故防止

福島県海上保安部より、「遊泳に係わる事故防止に関する協力依頼」という文書が届きました。終業式で伝えることができなかったため、ホームページでお知らせします。昨年度の福島県は、コロナウイルス感染防止などにより、海水浴場への人出が減り、遊泳中の事故の発生がなかったそうです。しかし今夏は、コロナウイルス感染防止対策をしっかりととった上で、海水浴場への人出が増えることが予想されます。「自分の身は自分で守る」「海でのルールとマナー」を認識するために、海上保安部がパンフレットを作成したそうです。「安全に海を楽しむために守って欲しい9つの約束」というパンフレットには、①気象海象に注意 ②遊泳区域で泳ごう ③ウォーミングアップしっかりと ④グループで行動しよう ⑤子どもから目を離さないで ⑥休憩はこまめに ⑦離岸流に気をつけて ⑧飲酒したら泳がない ⑨大きな揺れを感じたら迷わず逃げる と書いてありました。海水浴場以外の海での遊泳は、監視員などがいないため、救助をもとめても助けてもらうことができず、非常に危険であると書いてありました。海岸に打ち寄せられた波が沖に戻ろうとする時に発生する離岸流。離岸流に流されると、気がつかないうちに沖に流されてしまい大変危険です。離岸流の特徴は、最大で秒速2mの速さ・10~30mくらいの幅・数十~数百mの長さなのだそうです。脱出方法は、3つ。①落ち着くこと。パニックになると危険だからです。②陸に向かって泳がず、流れに逆らわないこと。③海岸と平行に泳ぐこと。離岸流から抜け出したら、岸に向かって泳ぐことだそうです。十分気をつけて、海での遊泳を行ってください。

「おばあちゃんだ!」「あの車はうちのだ!」引き渡し訓練

5校時終了後、引き渡し訓練を行いました。①災害などの発生に際して、子どもたちが安全に確実に下校することができるために、保護者が迎えに来た際の下校の仕方を確認すること。②災害発生時の生命保護と安全確保のために、安全で迅速な基本的行動を身につけることろ目的として行った引き渡し訓練。日常的に指導をしていますが、「放送の内容を静かに聞く」「担任の先生の指示を受けるまでは勝手な行動はしないこと」「担任の先生の指示に従って素早く下校の準備をする」「保護者が迎えにくるまでピロティで静かに待つ」ことを実践する場でした。12:10頃、「これから避難訓練を始めます。今後、大きな地震が発生するかもしれないとの速報がありました。児童の皆さんは、家の人と一緒に下校になります。児童の皆さんは、担任の先生の指示に従って、帰る用意をしピロティに整列しましょう。」と、校内放送が入りました。この放送を聞いて、子どもたちはピロティに集まり、担任が1人1人保護者を確認した後、一緒に下校しました。この経験を生かす機会がないことが1番いいのですが、万が一の時には、この経験を生かして安全に下校できることを願っております。お忙しい中、保護者の皆様にはお子さんのお迎えのご協力、ありがとうございました。

72日間の1学期が終わりました

今日もとても暑いですね。コロナウイルス感染防止を常に意識をして学校生活を送ってきた1学期。その72日間が、今日で終わります。この1学期は、入学式・運動会・児童会総会・1年生を迎える会など、感染防止を十分に配慮しながら、予定していた行事を実施することができました。また、2年振りの水泳学習も行うことができ、「今日はプールに入ることができる!」と喜びながらプールに向かう子どもたちの姿が多く見られました。校内水泳記録会では、練習してきた成果を出し切り、自己ベストを更新することができた人が多くいたようです。今年度は夏休み中の水泳指導を行いませんが、今年度体得した泳ぎを来年度は更に伸ばすことができるように、願っています。今日の2校時は、終業式を行いました。校長より①夏休みも目標をもって過ごしましょう。②交通事故や水の事故などにあわないようにしましょう。③平和について考える時間を、少しでもいいのでおうちの方ととってほしいという3つの話がありました。「1学期の反省と夏休みの抱負と希望の発表」では、2年生の古川愛莉さんが、①算数の時間に自分の考えを書いて発表したことで、難しい問題もできるようになり、算数が楽しくなりました。②水泳学習では、息を止めて水に潜り、息をはくことができるようになりましたと、できるようになったことを堂々と発表することができました。生徒指導担当からの話では、「自分の命は自分で守る」こと、「いかのおすし」について確認がありました。最後に、登校班の班長・あいさつが上手になった人・そして全校生に大きな拍手をおくり終わりました。また、賞状伝達も行い、七夕展で特選・金賞(代表児童のみ)や、校内水泳記録会で校内新記録を樹立した6年本多柚子葉さんに、賞状がおくられました。今日はこの後に、引き渡し訓練を行います。1学期も、大変お世話になりました。熱中症やコロナウイルス感染防止に努め、保護者の皆様も、元気にお過ごしください。

「ランドセルは海を越えて」フォトディスカッション

東京書籍4年生国語科の教科書に掲載されている「ランドセルは海を越えて」の執筆者である内堀タケシ氏をお招きして、アフガニスタンの同年齢の子どもたちの生活の様子について、写真をもとに紹介していただいたり、内堀氏がランドセルをアフガニスタンに送り続けている理由や思いを聞かせていただたりするフォトディスカッションを行いました。1・2校時は5年生、3・4校時は4年生、5・6校時は6年生が、写真からアフガニスタンについて学ぶという貴重な時間を過ごすことができました。日曜日に本校に来られ、暑い中にもかかわらず、子どもたちのためにパネルの準備をしてくださった内堀氏。登校した子どもたちは、ふれあい広場に飾られた写真を見て、さぞかしびっくりしたことでしょう。写真には、アフガニスタンの子どもたちの日常が写されており、日本の子どもたちのようにカメラを向けられ笑顔を見せています。しかし、子どもたちの背景に写っている風景が、日本とあまりにも異なり、どうしても風景に目がいってしまいました。空爆をうけた建物や車、岩だらけの山で学ぶ子どもたち、外出する時には顔を布で覆う女子、店番をしている子ども、戦車の前で写真に写る女の子、がれきだらけのところでサッカーをする男の子、登下校中の通学路が険しい岩だらけの道、床に座り真剣に学ぶ子どもたち、机も椅子もないところであっても、学ぶことができる喜びを感じながら勉強に励むアフガニスタンの子どもたち。内堀氏の文章には、「学校は未来につながる希望だ。」「子どもたちは、学校に行く自分のことだけを考えているのではない。」「まわりの人を助け、人の役に立ちたいと思っている。」「まわりに人に助けられながら、自分の命があることを知っているからだ。」と書いてあります。私自身小学生だった頃、こんなに真剣に家族や将来のこと、そして命のことを考えたことはありませんでした。内堀氏と出会い、貴重な学習を通して、子どもたちは何を考えたのでしょうか。

夏からイメージできる言葉

5校時は、校長による国語科(5年)の授業研究を行いました。夏という言葉からイメージできる言葉を、イメージマップにまとめていた5年生。はじめは黙々と書き進めていましたが、ある程度書いた頃から、「夏っていうと〇〇だよね。」とつぶやきが聞こえ初め、グループの友だちと自然に伝え合う姿が見られました。もうすぐ夏休みという時期であること、とにかく暑い日であったことなどから、プールやかき氷という言葉を書いている子どもが多く見られました。イメージマップを使い、次は清少納言の「枕草子」のごとく、「夏は~」で始まる文を考えました。自分のイメージマップや友だちのイメージマップを見ながら、文章を書き進めていた子どもたち。最後は、俳句作りを行いました。子どもたちの頭の中は「夏」でいっぱい。次から次と、俳句が浮かんできたようでした。私が参観した子どもたちの俳句を紹介します。5年Kくん「積乱雲午後の天気は雷雨かな」。理科で学習した「積乱雲」を俳句にしてくれたことが嬉しかったです。5年Sくん「蚊に刺されそこが腫れてかゆくなる」。気持ちが入った俳句ですね。参観しながら、蚊に刺されたところをかいてしまいました。Rさんは、花火からイメージを広げ、「夏は花火 空に上がって 明るく光る きれいだな」まで書いていました。ここから、17文字にするためにどの言葉を削っていこうかと悩む姿が見られました。伝えたい情景や体験を、たった17文字に凝縮して考える俳句は、とても高度な学習ですね。Sさんの俳句の仕上がりが、とても楽しみです。5年生は、校長による授業で学んだことをいかして、7月のうつみね集に投句をする予定です。きっと力作ぞろいでしょうね。写真を見るとお分かりだと思いますが、グループ学習では、子どもたちが向き合って話し合いをするため、透明なコの字のしきりを付けています。そのため、友だちとの距離が近くても、マスクとしきりの2重の対策を行っているため、安心してグループ活動を行うことができました。

「ランドセルは海を越えて」フォトディスカッション

19日(月)は、4年生の国語科の教科書P107~P113に載っている「ランドセルは海をこえて」の作家でもあり、写真家でもある「内堀タケシ」氏をお招きして、フォトディスカッションを行います。4年生の国語科の教科書のP104にも取り上げてられている有名な本で、昨年度学習をした5年生もこのお話を学んでいます。教科書の文の書き出しは、「ぼくは、今アフガニスタンに向かっている。日本で使われなくなったランドセルをアフガニスタンへおくる活動を写真にのこすためだ。ぼくは、十年以上、毎年アフガニスタンへ行って、写真をとっている。空と土。人々のくらし。そして、日本からおくられたランドセルと子どもたちを。写真を通して、ぼくが目にしたことを君たちに知ってもらいたいから。」と書いてあります。白江小学校出身で、現在岩瀬中学校の中学1年生は、昨年度ムシテックでの体験学習の時に、内堀さんと一緒に放射線について学びました。また帰校後に、教室でも講話をいただきました。内堀さんの自署「フクシマ」には、現在の中学1年生がムシテックで学ぶ様子も掲載されています。19日(月)は、1・2校時が4年生、3・4校時が5年生、5・6校時が6年生の予定で実施します。内堀氏に、アフガニスタンの同年齢の子どもたちの生活の様子について、写真をもとに紹介していただいたり、内堀氏がランドセルをアフガニスタンに送り続けている理由や思いを聞かせていただいたりする活動を通して、白江小学校の教育目標である「社会には多様な考えや価値観があることを知り、それを互いに尊重しようとする児童の育成を図る。」につながると思います。月曜日が、とても楽しみです。あぶくま時報にも、須賀川市長様と内堀氏の写真が掲載されてありました。見出しは、「今後も海外の状況を伝えたい」です。内堀氏の本を紹介させていただきます。

5年生国語「夏の夜」授業者は?

今日の5校時は、第5回授業研究会を行います。白江小学校では、「主体的・対話的で深い学びの実現を通して」という研究主題のもと、「子どもの学ぶ姿から、教師自らが学んだこと」を交流する研修を行っています。年間15回計画しており、①5月28日(3年生)②6月4日(4年生)③6月11日(すこやか)④6月25日(5年生)⑤7月16日(5年生:校長)⑥9月2日(2年生)⑦9月24日(6年生)⑧10月1日(1年生)⑨10月21日(5年生か6年生:教務)⑩11月2日(4年生)⑪11月15日(5年生)⑫12月10日(1年生)⑬1月12日(6年生)⑭2月14日(3年生)⑮2月28日(2年生)の予定になります。本日は、5年生の子どもたちと校長の国語科の授業になります。小単元「夏の夜」を学習します。教科書では、清少納言が書いた「枕草子」に綴られている「夏の風景」を学習します。古文の中では親しみやすい作品なので、音読を通して言葉の響きやリズムに親しむことができそうです。また、月1回「うつみね集」に投句している俳句作りも行う予定です。「枕草子」と言えば、学生時代に学習した時、「~をかし」が現代に使っている「おかしい」の意味ではなく「趣がある。美しくて心がひかれる。」ということだけ、鮮明に記憶しています。では、「枕草子」の夏の部分を紹介します。夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。学生時代、暗唱したことを思い出しますね。本日の福島県は、最高気温36度になるそうです。気象用語では、最高気温30度以上の日を「真夏日」といいますね。この漢字3文字を見ただけで、暑く感じてしまいます。保護者の皆様も、熱中症に気をつけてお過ごしください。

雨にも負けず校内水泳記録会!

今日は、前日に実施した2年生以外が、校内水泳記録会を行いました。2校時に実施したのは3・4年生。3校時に実施したのは1・5・6年生でした。2校時が終わり、1・5・6年生が水着に着替えて、ピロティーに出たところ、突然の大雨が!「この雨では、水泳記録会はできないかな?」と、誰もが心配になっていたところ、あっという間に雨があがりました。1・5・6年生のやる気に圧倒され、雨も降ることをやめたのかもしれませんね。3校時は、じりじりと暑い中での実施となりました。1年生の校内水泳記録会の着順をみていたのですが、友だちに負けないぞという気持ちが、スタートの姿勢からも見て分かりました。7m水中かけっこ・7mビート板バタ足・水中石拾い・壁蹴りけのびの4種目から2種目を選んで参加をしていた1年生。「やった~3位に入れた!」など、自分の成長や伸びを感じていたようです。記録会が終わると、全員がビート板を使ってバタ足の練習を始めました。「ビート板がなくても浮けるよ!先生見て!」と、あちらこちらから声がかかりました。「できた!」という素敵な瞬間をたくさん見ることができて、幸せな気持ちになった1年生の水泳記録会でした。同じ3校時に実施した5・6年生の校内水泳記録会。1年生が終わった後に、記録を測定することになり、子どもたちのがんばりを間近で見ることができました。3・4年生の水泳記録会は、授業のため見ることができませんでしたが、今年度大きなプールでの学習をはじめたばかりの3・4年生ですが、練習の成果をだしきり、頑張ることができたようです。