平成23年3月11日のあの日から、もう6年が経とうとしています。
今の6年生が小学校に入学したのが、震災の年の4月でした。それを考えるとずいぶん前のできごとのようですが、震災とその後の歩みを経験した者にとっては、一連の記憶は鮮明です。私たちの経験を今の子どもたちに伝えることは、「東日本大震災の経験と教訓を次の世代に継承し、かけがえのない命や防災について子どもたちが自らの問題として考える」ためには必要です。
今日は、学校では次のような取り組みを行いました。
(1)半旗の掲揚を行いました。その意味を、担任から指導しました。
(2)昼の放送で放送委員の児童に『ふくしま道徳教育資料集 第Ⅱ集』の中の資料「おむかえ」を読んでもらいました。内容は、震災当日におそらくどの小学校でも、どの家庭でもあったであろうできごとです。
(3)下校前に黙とうを行いました。合わせて、可能であれば、明日の午後2時46分に、家で防災無線やテレビ等の合図にあわせて黙とうを行うことを指導しました。