主体的・協同的に学び、豊かな心でたくましく生きぬく子どもの育成
~「やりたい」がつながる学校~
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6月14日(火)・15日(水)の2日間、那須甲子方面に宿泊学習に行っていた4・5年生。14時45分頃、「学校に向かっています。」と連絡がありました。今日の白江小学校は、1年生が4時間・2年生が5時間・3年生と6年生が6時間授業ということで、4・5年生の帰校に会える可能性があるのは、3年生と6年生です。学校では、校門を開けて4・5年生の帰りを待っています。
6月13日(月)の5校時は、郡山教材さん主催の『アウロスリコーダー講習会』を行った3年生。4月からこれまで、コロナウイルス感染防止対策として、リコーダー練習をほどんとしていなかった3年生。そのため、リコーダーを吹きたくて吹きたくてうずうずしていました。講師の先生をお待ちしている間も、まだ運指を習っていないためリコーダーを口につけて「ピ~」と音が鳴るたびに大喜びしていました。お祭りのように「ピ~」と鳴り響くのびのび広場に、講師の先生が入ってこられました。3年生のリコーダーを吹きたいという思いは伝わったようでした。
東京リコーダー協会の井川由紀先生は、小さい頃から家にあったリコーダーに興味があり、いつも吹いていたそうです。小学校で習う頃には、いろいろな楽譜を先生からもらい、アンサンブルを楽しんでいたそうです。
井川先生からは、リコーダーを吹く時に大切な、『リコーダー語』を教えていただきました。リコーダー語とは、「トゥ」という息の入れ方です。「フ~」と息を入れると、リコーダーは嫌がり「ピ~」と耳障りな音がでますが、「トゥ」と息を入れると、リコーダーは慶び優しい音色がでることを教えていただきました。また、リコーダーの持ち方として、左右の手が間違わないように、繰り返し練習を行いました。リコーダーがなくても毎日練習することができることとして、「タカタカ ティキティキ トゥクトゥク」と言う練習をしていると、リコーダーを吹く時に上手に吹くことができると教えていただきました。魔法の言葉みたいですね。
リコーダー講習会の中では、6種類のサイズの違うリコーダーを使って、子どもたちが知っているジブリの曲や流行曲を演奏してくださいました。リコーダーが大きくなるにつれて、音が低くなっていくことに気づいた子どもたち。
小さい方から、①クライネソプラニーノ②ソプラニーノ③ソプラノ④アルト⑤テナーと、1mほどある巨大なリコーダーの演奏を聞かせていただき、リコーダー特有のやわらかい音色にうっとりしていた3年生でした。
6月9日の3・4校時は、3年生と一緒に総合的な学習の時間を行いました。今回は、畑の先生である石井先生をお招きして、きゅうり・トマト・なす・ピーマン・オクラ・かぼちゃの苗の植え方を教えていただきました。朝は小雨が降っていたので、「今日の畑の授業はできるのかな。」と心配しておりましたが、2校時くらいからくもりになり、3・4校時には猛烈な暑さに!「畑の学習は、虫に刺されたり草で肌を傷つけたりするから、運動着の長袖・長ズボンを着ていくよ。」と、3年生に伝えました。しかし、だんだん上がる気温に長袖・長ズボンの子どもたちはつらくなり、「虫に刺されても、草で怪我してもいいので、半袖・半ズボンになります。」と宣言し、涼しい服装になって活動をする姿が見られました。そのため、活動中にも「足が痒いです。」「足から血が出ました。」など、想定していたこどがありましたが、なんとか2時間畑の学習をがんばることができた3年生。
石井先生からはじめに教えていただいたのは、野菜を育てる時に大切なこと3つについてでした。子どもたちからは、「心を込めて育てる」と素敵な発言があったところ、「大切なことの最終形が出たね。」と、石井先生から賞賛の言葉がありました。大切なこと3つは、①早く②正しく③安全にです。声に出して覚えていた3年生。
その後、きゅうり・トマト・なす・ピーマン・オクラ・かぼちゃの苗を見て、どの野菜なのかを考えました。1番簡単だったのは、色でわかる「なす」。その他は、区別することが難しかったようでした。ここからは分業で活動を行いました。①マルチに決められた間隔を測定し穴を開けるグループ②その穴に肥料水を入れるグループ③穴の場所に苗を運ぶグループ。分業での活動の後は、みんなで1~2本の苗を植えました。植えた後には、乾燥を防ぐために土を盛り上げることを教えていただきました。最後は籾殻とわらを敷き詰め、終了。途中、短いトイレ休憩をとっただけで、続けての活動となりましたが、がんばった3年生でした。
6月10日(金)の9時から、須賀川市役所の経済環境部環境課の方々に来校いただき「なくそう!食品ロス」という学習をしていただきました。この学習は、昨年度の教育課程を編成している時に、須賀川市で実施する環境学習の紹介がありました。各学校2回までということで、①6月10日 3年生「なくそう!食品ロス」②11月11日 5年生「再エネ施設見学」の2つのプログラムに申し込みしました。
3年生の「なくそう!食品ロス」の学習では、コロナウイルス感染防止対策により、調理実習を行うことができませんでしたが、心に残る学習となりました。3年生の子どもたちと一緒に学習をしている中で、子どもたちが「食品ロス」について深刻な問題なんだと理解し、生活に生かしていこうと考えていたことが、素晴らしいなと感じました。
健康づくり課の川田様・佐藤様、環境課の千葉様、食生活改善委員の添田様・川島様・遠宮様・熊田様の7名が来校され、①食品ロスって何?②食品ロスを減らすためにできることを考えよう③調理見学④試食・感想発表という4つの柱で学習を進めていきました。
「食品ロスって何?」の講話では、①まだ食べられるのに捨てられている食べ物のことを、食品ロスということ。②日本で1年間に捨てられている食品の量は、約612万トンであること。③3つの無駄とは、資源やエネルギー・お金・食べ物であること。④日本の食料自給率は37%であること。⑤食品ロスはどこから発生しているのかなどを教えていただきました。
「食品ロスを減らすためにできることを考えよう」の講話では、安全に食べられるj期限である消費期限と、おいしく食べられる期限である賞味期限について、教えていただきました。
調理見学では、普段は残しがちな食パンのみみを使ったフレンチトースト、大根とにんじんの皮を使った煮物を作っていただきました。子どもたちは、普段は残しがちな食材が、こんなにもおいしい料理に変わるなんてと、驚いていました。給食前でしたが、全員完食していました。
パンのみみを使ったフレンチトーストを家庭で作った3年生もいました。給食の時に、「食品ロスはもったいないから、もう少しがんばって食べよう。」と、話してくれた男子もいました。子どもたちの心に、「食品ロスはもったいない。」という学習が残っていることに、嬉しく思いました。
7名の講師の皆様、3年生のために素敵な学習を企画してくださり、ありがとうございました。
6月7日(火)、須賀川市学校教育アドバイザーの村瀬先生をお招きして、校内授業研究を行いました。参観した授業は、5年生の国語『日常を十七音で』です。自分の考えた俳句を推敲するために、表現の工夫について学びました。担任より提示された『俳句表現チェックポイント』から、やわらかい感じ・かたい感じ・話しかける感じ・音が聞こえてきそうな感じ・強調されている感じ・時間がわかる感じ・天気がわかる感じ・様子がわかる感じ・季節がわかる感じ・よく印象に残る感じ・目の前にあるように感じるなど、表現の工夫を学んだ子どもたち。
教科書には、小林一茶の2つの俳句は紹介されていました。①行く秋やつくづくおしと鳴くせみか ②行く秋やつくづくおしと蝉の鳴くの2句です。
アンダーライン以外の部分は全て同じなのですが、①は『鳴くせみか』②は『蝉の鳴く』だけが違います。季語は、どちらも『行く秋』で季節は秋になります。つくづくおしは、つくづくぼうしの鳴き声です。①の『鳴くせみか』は、せみの印象が強く感じられますが、②の『蝉の鳴く』は鳴く声が印象的に感じられます。①は「せみ」とひらがな表記に対して、②は「蝉」と漢字表記です。このように、ちょっとした工夫で、俳句全体の印象が変わってくることを学んだ子どもたち。自分の俳句を更によいものにしようと、グループの友だちに相談しながら推敲を始めました。17文字しかない中で、1文字変えるだけで印象が変わる俳句。45分間、俳句の表現のおもしろさにどっぷりとはまっていた5年生でした。
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