小塩江中はコロナウイルスに負けない!

最近の出来事

「第63回福島県中学校体育大会 陸上競技・総合競技」の中止について

福島県中学校体育連盟会長より、秋以降に開催される予定の駅伝競走、スケート、スキーを除く16競技の中止の連絡が入りましたので取り急ぎお知らせします。

 

小塩江中学校の運動部に所属する生徒の皆さんへ

現在、新型コロナウイルス感染拡大のため全国に緊急事態宣言が発令されており、福島県内の全中学校が臨時休校となっています。

この4月には皆さんそれぞれが上の学年に進級し、新たな気持ちで学校生活をスタートさせたところだと思います。授業を通して学ぶ楽しさを知ったり、同じ目標をもった仲間と部活動で汗を流したりといったあたり前の学校生活ができない状況になっていることを大変残念に思っています。

さて、現在日本では新型コロナウイルスの感染者が1万人以上に達し、多くの方が亡くなっています。また、福島県でも同様に感染が広がっている状況です。皆さんも知っている通り、この感染症は自分が分からないうちに人に感染させてしまうことがあり、発症して重症化すると命にかかわるのです。

皆さんがこの中体連県大会を目標にして日々の部活動に熱心に取り組んできたことは十分理解しています。中体連としても、県大会開催を目指して検討してきましたが、「皆さんの命を守る」ことを第一に考え、今年度の福島県中学校体育大会「夏季大会」を中止とすることにしました。これまで皆さんが一生懸命に運動部活動に取り組み、それぞれの目標に向けて努力をしてきた成果を発表する場がなくなってしまうことはとても残念ですが、理解してほしいと思います。特に3年生の皆さんには最後の県大会での活躍の場がなくなってしまうことになってしまいましたが、これまでの努力が無になってしまうことはありません。部活動で培った困難に打ち勝つ心と体、そして共にがんばってきた部員との絆は決してなくなるものではありません。これからの人生の中でそれが必ずいきてくるはずです。

そして、高等学校等に進んだ後も運動部活動に積極的に参加したり、生涯を通して運動に親しんだりしてほしいと願っています。

今は、皆さん一人ひとりがコロナウイルス感染拡大を阻止するための取り組みをしっかり行い、明るい未来を信じて前向きに生活していきましょう。

令和2年4月28日

福島県中学校体育連盟 会 長  斎藤 剛