出来事
雪でたのしもう ー一小ノ子、雪ニモ負ケズ、寒波ノ襲来ニモ負ケズー
校門の入り口の掲示が変わりました。
一足早く、2月、節分です。
本校の職員の力作です。来校の際はぜひご覧ください。
この冬一番の寒波襲来。
県内でも広く雪が降りました。
私たちの住む須賀川も雪が降りました。
そんなわけで、休み時間は雪遊び。
子どもは寒さなんかに負けません。
そして、
さくら、ひまわり学級の子は大好きな雪遊び再び!!
楽しかったけど、前回積雪があったとき、「次に雪が降ったらでっかいかまくらつくるんだぁ!」と意気込んでいただけに期待より少ない積雪にちょっと残念そうでした。
だいじょうぶ!きっとまた降る!でっかいかまくらが作れるくらいの雪がきっと降るから。
楽しみに待ちましょう。
授業づくりで学校をつくる ー3年 算数「考える力をのばそう」の授業からー
第一小学校では、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。
今週は見合う、見せ合う授業が続きます。
22日は3年生の算数「考える力をのばそう」の授業を職員で参観しました。
授業の様子です。。
この日の授業は、「木の数と間の数の関係に着目して、図を使って問題場面を整理し、式の意味を考えながら答えを導くこと」がねらいです。
授業が始まると教師は早速今日の問題を提示します。
問題はこちら
まっすぐな道に12mごとに木が植えてある。1本目から8本目までの長さは何mか。
約5分弱で話を済ませ、子どもたちは問題と向き合います。
そして「そんなのかんたん!」と子どもたち。
答えは・・・・
12×8=96 答え 96m
一件落着。。。。
が、そこで教師が「違っていますね。」とひとこと。
「え?」
あ然とする子ども。次の瞬間、
「どこがちがうんだろう。。。。」と子どもの心が動き出します。
1分ほど経ったとき、ある子がつぶやきます。
「わかんなぁい。・・・そういうときは図をかけばいいんだ。」
そして、一人で、あるいは」となりの友だちとぼそぼそささやき合いながら子どもは学んでいくのです。
友だち同士で支え合い学び合うことをこの一年間大切にしながら授業づくりをしてきたので子どもはすっかり学び上手になりました。
すばらしいです。
そして、図をかいたらすぐに気付きました。
「木と木の間だから、8本木を植えたということは木の間は7つだ。12×7=84 答え 84m!」
確認のために黒板の前に出て発表する子どもはもちろん、それを聞く子どもの姿もすばらしい。すごいですね。
このあと、授業はさらに進み、「丸い池の周りに12mおきに木を8本植える。池の周りは何mか。」に挑戦します。
子どもは難しい問題にチャレンジすることが大好き。繰り返し挑戦させることで子どもの力はめきめきと伸びてきました。
写真を見ただけで、子どもが夢中になっていることが分ります。
参観した職員も、子どもたちの学びの姿に感心することしきりでした。
3年生のみなさん、すばらしいです。
もうすぐ4年生。りっぱな4年生になれそうですね(^_^)/
授業づくりで学校をつくる ー5年 算数「くらべかたを考えよう」の授業からー
第一小学校は、授業づくりで学校をつくる取り組みを職員一丸となって推進しています。
今回は 5年 算数「比べ方を考えよう」の授業を紹介します。
いよいよ内容が難しくなってきた高学年の算数。この単元は「二つの数量の関係について、割合を用いた比べ方や百分率の表し方などを理解し、割合を用いて比べたり割合や百分率を求めたりすることができるようにする」ことがねらいです。
お題はこちら。
45,000円のカメラをAの店では20%引きで、Bの店では8000円引きで売っています。どちらの店の方が何円安いですか?
授業が始まり、授業者はごく簡単に問題を説明。
できるかな?
子どもたちは早速問題に取りかかります。
授業での子どもたちの様子から気付いたことがあります。
それはこの学級の子どもたちが、お互いに「一人も一人になっていない」ということ。
もちろん、問題の解決にあたっては、一人一人が夢中になってとり組むのですが、分からなくなってしまったとき、できた答えを確認したいとき、必ずグループの誰かが寄り添うのです。
その合図の言葉が「ねぇねぇ、教えて」とか「どうやるの?」とか 「ここから先がわかんない」と・・・あるいは、「答えあってるか確かめさせて」なんて声も聞こえてくるのです。
学び会うときは“探索的な会話”が重要で、その会話の第一声としてこういう言葉が自然と聞こえてくる学級に5年生は大きく育ちました。
だから、参観している職員もとても居心地よく授業を参観できるのです。
すごいですね。5年生。
20分ほどで、解く時間は終わり。
答えを確かめていきます。
ここでも驚かされたことがあります。
一人の子どもを授業者が指名すると、指名された子どもは前へ行って黒板を使いながら説明を始めるのですが、それを聞いている子どもたちの姿が真剣そのものなのです。だれひとり参加していない子どもがいないのです。
そして、授業者は・・・・
あれ???
授業者は参観者の中に混じって子どもの様子をじっと見守っています。
なんと、発表する子どもの会話は直接聞いている子どもへと伝わり、自分たちでつながりながら授業を進めているのです。
こんな、成長したこの学級の子どもの様子を参観者一同、驚きと賞賛の気持ちで見みていました。
確かめが終わったところで。。。先生がとびきりの問題を出しました。
「おまたせしました。ジャンプ問題です。」
難しい問題に挑戦することって、子どもたちにとって決していやなことではなく、むしろ挑戦する楽しさの方が勝っているのでしょう。みんなニコニコです。
お題はこちら。
2,400円の2割増しと、4,000円の □% 引きは同じ金額です。□ に当てはまる数字は何でしょう。
プリントが配られるやいなや子どもたちは問題に飛びつきます。
今度もできるかな?
考えるのは自分。でも、確かめたいとき、困ったときはまず友達に聞いてみよう。そして、一緒に考えてもらおう。
もうちょっと時間がほしかった子もいたようですが残念。ここで終了。
ジャンプの問題の考え方と答え合わせは、つぎの時間に持ち越しとなってしまいましたが、子どもの飛躍的な成長とそれを支え続けてきた授業者(担任)のがんばりを感じ取った1時間でした。
まだまだ伸びるぞ 5年生。
たった1時間の授業。でもそれは日々の積み重ねがあっての1時間です。
5年生の限りない、さらなる飛躍の可能性を感じています。
授業づくりで学校をつくる ー2年 国語 「様子を表わすことば」の授業から②ー
第一小学校では、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。
今回は2年生の国語「様子をあらわすことば」の授業の様子を紹介します。
この授業は、数日前HPで紹介した授業をさらに進め、職員の校内研修として実施したものです。(従ってサブタイトルに②とついています。)
授業の様子です。
前回もお知らせしたとおり、この単元の学習は、「様子を表す言葉」について考え、言葉の感覚を磨くことがねらいです。たとえば、土砂降りの様子は、どんな様子かを表すとすれば「雨が激しくふる。」になり、「激しく」をどれぐらいかを示すオノマトペを使えば「雨がざんざんふる。」となり、さらに比喩表現を使えば「雨が滝のようにふる」となります。
これらを自在に使えるようにしながら語彙を増やし、言語感覚を広げていきます。
前回の授業からさらに進めているので、提示する課題も少しひねってあります。
国語は、文字との対話が基本です。
つまりは読むこと。最初の10分はテキストを繰り返し読み、文字をとおして教材と向き合う時間を必ずつくる。
国語の授業の基本です。
子どもたちが音読する様子です。写真から真剣な様子をぜひ感じ取っていただければ幸いです。。
時間が経ち、子どもが十分読み切ったと感じたところで「やめ。」と教師。
教師は早速今日の課題(問題)をだします。
課題(問題)はびっくりするもので、同時にわくわくするものでした。
「ヘビが出ました。」といって、教師はカエルが震えている絵を掲げます。
「ヘビが出たこと」、「カエルが震えていること」の事実をもとに子どもは
○○○カエルが(は)▲▲▲▲震えてています。
の○○○○や▲▲▲▲に「どんな様子か」「どれぐらいか(オノマトペ)」「適切な比喩表現」を使って文を作っていくというのが課題です。を使えば「雨が滝のようにふる」となります。震えてています。
プリントを配布すると子どもはもう夢中。この一年、ペアでの学習を大切に授業をしてきた成果が子どもの姿となってあらわれています。
10分ほど経ったところで子どもの学習を教師が引き取り、作った文をみんなで出し合います。
なれてきたところでもう一問。
教師は「雨がふってきました」と言って、カエルが喜んでいる絵を提示します。
同じようにして、
○○○カエルが(は)▲▲▲▲喜んでいます。
の文をつくります。
できるかな??
前の国語の時間も相でしたが、子どもは学び方がとても上手になり、しっとりした雰囲気で学べるようになっていることが実感できます。
すばらしいです。
最後は、もう一度テキストを音読。
1時間学習したら、音読の声もさらに力強くなりました。
すごいなぁ。2年生。
きっと立派な3年生になれますね。(^_^)/
雪でたのしもう ー1年 生活科「ふゆをたのしもう」 特別支援学級 自立活動からー
暖冬の影響のためか、今年はここまで雪が降った日は数えるほど。
雪遊びを楽しみにしている子どもにとってはちょっと物足りない今年の冬となっています。
そんな中、火曜日。
待望の雪がふりました。
支援学級の教室の前の犬走りにも、なぞの小さな雪だるまが出現!
雪はけっしてたくさん降った訳ではありませんが、待ちきれない、
教師は子どものソワソワをしっかり感じ取ってこう言います。
「みんな、行く???」
子どもは一斉に大喜び。
「行きまーーす。」
特別支援学級は観察池の周辺へ。少ない雪でもかき集めれば多くなる!!
みんなで雪を集めます
中にはこんな力強い人も。さすが6年生。
パワー!!
集めた雪で思い思いに雪遊び。
雪合戦をしたり。
でっかい雪玉完成!!
雪玉から身を守る盾 無敵です。
かまくらをつくったり。
小さくても、まあいいではないですか。一生懸命つくったのだから。きっとこの先大雪が降るはず。そうすればすごくでっかいかまくらをつくることができるから。
一方 こちらは一年生。
一年生は生活科「ふゆをたのしもう」で色の付いたシャーベットづくりに挑戦。
上手にできました。メロンのシャーベットのようです。
こちらはブルーハワイ?
そして、レモン??
あっという間に雪は溶けてしまって十分な活動ができず残念でしたが、やっぱりこの先大雪の日があるはず。そのときは思う存分シャーベット作をして楽しんじゃいましょう。
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