こんなことがありました!

出来事

わたしたちにできること ー能登半島地震で被災された皆さまへー

本校では、ボランティア委員会の子どもたちが話し合い、この度の能登半島地震で被災された皆様の役に立っていただければと、保護者の皆様のご理解をいただきながら、子どもたちが朝の時間などを使って、募金活動を行ってきました。

 

子どもたちの善意の気持ちです。集まったお金も決して多くはありません。それでも子どもたちは子どもたちは、こどもたちは、今回の地震を自分事として考え、何とかしたいと考え、活動してきました。

 

 

22日(木)に市ユネスコ協会の方が来校。集まった募金を渡し、少しだが被災された方々にとどけ、役にたててほしいことを伝えました。

 

今回の地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

本校も、12年前の東日本震災で甚大な被害を受け、多くの方に支えていただきながらようやくここまでたどりつくことができました。

一刻もはやく復旧、復興が実現され、穏やかな日常がもどってまいりますよう心より祈っています。

                              須賀川市立第一小学校 児童 保護者 職員一同

便利になった私たちのくらし ー見学学習3年 社会科 「市の様子と人々のくらしのうつりかわり」の授業からー

3年生の社会科では、市のうつりかわりや人々のくらしのうつりかわりを調べ、様々な発展や技術革新の中、私たちのくらしがどんどん便利にかつ快適に過ごすことができるようになってきていることを捉える学習を進めています。

 

「昔は須賀川はどんなふうだったのだろう」そして、人々はどんなくらしをしていたのだろう。

そんな疑問を持った子どもたちは、研修バスを利用し、市の西方、須賀川市歴史民族資料館と三世代交流館をめざします。江戸末期から昭和のはじめぐらいまでの時代の生活用具や生活していた建物(家)を見学できます。

 

わくわくの3年生。

どんな学習をしてきたのでしょう。

 

 

1 歴史民俗資料館

 

ここには、昔の人々が使っていた道具が展示してあります。

学芸員の先生がついてくわしく子どもたちに教えてくれます。

 

「えー、これが××なの?」と驚く様子の子ども。

読者の皆様、この道具が一体何なのかちょっといっしょに考えてみませんか?

 

 

わかりましたか?

上から、「行灯(あんどん)」「炬燵(こたつ)」「桶と洗濯板」です。今でいうと「室内照明」「電気こたつ」「洗濯機」といったところです。

こうしてみると、今も昔も使い道は同じですが、形も仕組みもずいぶん違っています。

 

 

 

学芸員の先生が絵を使って説明してくれたもの・・・・これは笠(かさ)と蓑(みの)。今でいうと雨や雪よけの傘と雨合羽のようなものでしょうか。。。。

 

よほど興味を持ったのでしょう。子どもたちは本当に食い入るように展示物を見つめ、そして学芸員の先生のお話を全身で聞いています。こういう姿が本当にすばらしいです。

 

 

2 三世代交流館

ここは築100年以上の古民家を再利用し昔の民家をそのままに様々な用途で活用できるようにした施設です。宿泊も可能菜施設です。

 

 

昔の家なので、ほら、囲炉裏。今でいうストーブでしょうか。煮炊きもできるので、コンロも兼ね備えているといったところです。

 

もちろん、ほとんどの子どもたちが初めて見るもの。

 

興味津々。

こちらは、地域のかたが丁寧に説明してくれます。

 

 

 

今はとっても便利になりました。スイッチ1つで料理もでき、スイッチ1つで部屋も暖かくなったり涼しくなったりします。最近は「アレクサ!○○して」とか話すだけでテレビが付いたり明かりが付いたりする時代にもなってきました。

今日見たものは昔の道具や建物ですが、そのとき生きていた方からすると工夫に工夫を重ねた結果の道具です。「古くさい」とかいうのではなく、道具を見ることを通してその時代に一生懸命生きていた人の暮らしのようすに寄り添い。思いをめぐらしたり、そこから科学が進歩して道具もどんどん改良され今にいたているのだということをしってほしいなと思います。

とてもよい学習の機会でした。

 

引率の職員が、あわせて3台のカメラで子どもたちの様子をとってくれたので、別カメラでとった子どもの様子の写真を以下に載せます。

 

 

カメラ2でとった子どもの様子。

 

 

カメラ3でとった子どもの様子。

 

 

 

 

 

 

 

おまけです。。。。

 

これはなんでしょう。

奥はミシンです。

そしてやかんみたいなものはアイロンですね。

その手前のひしゃくのひしゃくのようなものは、「火熨斗(ひのし)」かな???

焼けた炭を入れてひしゃくの底の部分で布をなでるとしわが消える・・・・いわばむかしのアイロンですね。

 

わたしたちの学校をわたしたちで ー児童会全体集会ー

第一小学校は、5,6年が中心となり、児童会活動を行っています。

委員会は「放送委員会」「図書委員会」「新聞委員会」「給食委員会」「園芸委員会」「保健委員会」「整備委員会」「体育委員会」「ボランティア委員会」「代表委員会」の全部で10の委員会。そして、全体のスローガンは「みんなの笑顔があふれる一小に!」

5,6年生の子どもはこの10の委員会にそれぞれわかれ活動してきました。

 

令和5年度も残すところあと一ヶ月あまりとなり、今日は1年間の活動を4,5,6年全員で振り返ります。

 

集会は放送を使って行います。

進行も、放送委員会の子どもたちが行います。

担当の教員もいますが、ここは子どもに任せ、子どものサポートにまわります。

 

各委員会ごとに「活動した内容」「活動できなかったこと」「引き継ぎ事項」の3点を委員長が発表していきます。

どの委員会の委員長も発表が上手です。伝わるよう話ています。

 

 

放送を聞く4~6年生。

きく姿はっても立派です。

 

 

1年生から3年生までの教職員は、みんなで図書室で放送を聞きます。

 

最後に、担当の教員の話。

6年生のみなさん。ここまで立派に活動してくれてくれてありがとう。すばらしかったです。あと一ヶ月、5年生にしっかりバトンを受け継ぐようにがんばりましょう

5年生のみなさん。次は皆さんの番です。今日きいた活動反省をもとに、6年生からバトンをしっかり受け継ぎ、がんばってほしいです。

4年生のみなさん、4月から5年生。高学年になり委員会活動を6年生と一緒にするようになります。高学年の自覚を持ってしっかりがんばりましょう。

 

この一年、5,6年生のみなさんの活動はとても立派でした。

「わたしたちの学校をわたしたちで」。そういう気持ちが活動の中に表れ、児童の皆さん一人一人が輝いていました。

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

授業づくりで学校をつくる ー学校を超えて見合う見せ合う 2年 道徳の授業ー

第一小学校では、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。

 

新しい取り組みが始まりました。

学校をこえ、他校の教員が来校し、本校の授業を参観。その後授業者と授業についてリフレクションの機会を持つというものです。

よい授業をしたい、よい子どもを育てたいと願う教員同士がこのようにして交流し、話し合うことでお互いを高め合っていくことができれば最高です。

今回こうした取り組みを企画したのは、市の教育研修センターです。今後この取り組みが市の学校全体に広がっていけば、市全体の教育の質も向上できるものと思います。

 

今日は市内の学校から本校に教員が来校し授業を参観します。 

授業をひらいたのは2年生 道徳の授業。主題は「勤労、奉仕(人の役に立てる喜び)」です。 

 

 

教材文は、「いま、ぼくにできること」。東日本震災での体験が話題です。

 

授業を参観するとき、いろいろな見方がありますが、まず教室はいって2年生の子どもの成長の姿に驚かされます。 

 

先生や友だちの話を「きく」姿

 

 

 

友だちと考えを交流する姿

 教師が一年間をかけて子どもを育ってきたことがこのような姿になって表れています。

 

 

 友だち同士で支え合い学び合うことをこの一年間大切にしながら授業づくりをしてきたので子どもはすっかり学び上手になりました。

すばらしいです。

 

 放課後、教室で授業者と参観してくれた教員とでリフレクション。

どのようにして、こんなにすばらしく「聞ける」子ども、「支え合える」子どもを育てたのか、研修センターの指導主事もリフレクションに混ざって、授業での子どもの学びの様子か気付いたことを出し合い共有していきます。

 

 

今後、このような取り組みが市内のあちらこちらの学校で行われ、広がっていくこといいなと思います。

 

 

ところで、 2年生のみなさん。

すばらしいです。

もうすぐ3年生。りっぱな3年生になれそうですね(^_^)/

 

もうすぐ一年生  その2  ーオリーブの木 園児のみなさんの一日体験入学ー

一週間前の市内第一保育所と白鳩保育園の園児のみなさんの一日体験入学に続く第二弾。15日、木曜日には、オリーブの木の園児のみなさん52名が本校を訪れました。

 

こちらも感染症の流行からしばらく実施を見合わせていた経緯もあり、来校は本当に久しぶり。

 

ようこそ第一小学校へ。本当によかったです。

 

 

 

まずは、小学校の元気な先生(教頭)とごあいさつ。

こんにちは。

ちゃんとお話がきけますね。立派な1年生になれますね。すばらしいです。

 

 

 さあ、メニューは前回と同じく「学校たんけん」と「1年生との交流」どんな様子だったのか見てみましょう

 

 

1 「学校たんけん」の巻

 

先生のあとに続いて。途中、給食を作っている部屋から、いいにおい。カレーかな?

そのにおいをクンクンしながら長い通路をあるって行くと。。。。。。。

 

体育館です。

おっきい!と言った子がのみなさんいます。そう、学校の体育館は大きいんです。雨の日でもここで体を動かせます。おっきいお兄さんがちょうど体育をしていて、園児を見ると「かわいいかわいい」って。入学したら本当によろしく頼みますよ。

 

 

心の栄養がいっぱいつまった図書室にも連れて行ってもらいました。

笑うたくさんあるぅー。」ってニコニコの園児のみなさん。

入学したらいっぱい読んでくださいね。図書の係の先生や係のお兄さん、お姉さんがみんなを待っていますから。

 

 

サービス満点の先生は、学校のお宝。トロフィーや賞状が置いてある場所にも案内してくれました。お兄さん、お姉さんがいっぱいがんばったからね。たくさんあるんだよ。

 

 

 

そのほかにもいっぱい歌が歌える音楽室にも案内してもらって大満足。

はやく一年生になりたくなっちゃいましたね。

 

 

 

 

 

2 「1年生との交流」の巻

園児のみなさんが3つのグループに分かれ、1年生の1組、2組、3組でそれぞれ楽しく1年生と過ごしてもらいます。

 

 

それぞれの教室での交流のメニューはこちら。第一保育所、白鳩保育園の園児のみなさんが来たときと同じです。

 

 

 

 

前回に続いて園児のみなさんの1年生の教室訪問に1年生は大喜びの大歓迎!

お迎えの仕方もとても上手です。

 

 

 さあ、交流の様子を見てみましょう。

 

〇×クイズ。

1年生が、学校のことについてクイズを出し、〇か×で答えます。できるかな???

 

 

 

そして「なぞり書き体験」です。

学校に入ると鉛筆を使って文字や絵をかきます。最初に鉛筆の持ち方を教わり、自在に書けるよう丸や曲線をかいて鉛筆でっくことに慣れ親しみます。

今回はその一部を体験。前回同様、1年生が脇につき、見守ってあげます。

真剣な園児のみなさんと見守ってあげる1年生。どちらもとてもすばらしい。

 

 

 

 

 

ランドセルを背負わせてもらったり、教科書を見せてもらったりもしました。

気分はウキウキ1年生。はやく、学校に入学したくなっちゃいましたね。

 

 

 

 

最後は、1年生が一小の校歌をうたいます。。

園児のみなさん、入学したらはやく覚えて、一緒に歌いましょうね。

 

 

 交流が終わって帰る園児のみなさんを1年生は廊下越しにお見送り。

「まってるよぉ~」

 

 

 

第一小学校は、児童も先生も園児のみなさんの入学を待っています。4月までかぜなどをひかないで丈夫に過ごしてくださいね。

 

桜の咲くころ、みなさんが新しいランデルを背負って学校に入学して来る日を楽しみにしています。