こんなことがありました!

カテゴリ:ユネスコスクール・ESD

5年生が「ビデオレター発表会」を行いました

 今日の昼休みに、多目的ホールで5年生が「ビデオレター発表会」を行いました。

 5年生は、白方の「米」を題材として1年間ESDの学習に取り組んできましたが、そのまとめと発信のため、ビデオレターとしてまとめてネパールの小学校に送ることにしています。今回は、それを全校児童に発表したものです。

 会場の多目的ホールには、坂本先生を通じてネパールやカンボジアの小学生から送られた絵やスカーフ、現地の米なども展示されました。

平成29年度の本校ESD研究に関する「研究集録」をアップしました

 本日、今年度の本校ESD研究をまとめた「研究集録」をアップしました。これは、今年度の「須賀川市小・中学校教職員研究物展」に出品したものです。

 ESDを推進し、その実践について広く公開することは、ユネスコスクールの役割でもあります。どうぞ多くの皆様に御覧いただき、お気づきの点を御教示いただければ幸いです。

 本ページの最上段の<学校案内・ESD・小中一貫>からお入りください。

6年生が「みそフェス」を行いました

 19日(月)の業間の時間と4校時目に、6年生が「みそフェス」を行いました。
「みそ」は「味噌」のことで、この「みそフェス」は、今年1年間6年生が総合的な学習の時間を中心に進めてきたESDのまとめの学習です。
 6年生はアメリカの学校とビデオレターの交流を進めていますが、その中で、日本の食について伝えたいと考えました。中でも、日本古来の調味料であり、白方では各家庭で作っていることも多いみそについて調べ、それをビデオレターにすることにしました。
 子どもたちは、自分たちで作ったみそを「みそのすけ」と名付けてめんどうを見てきました。その味を保護者の方や全校生にあじわってもらおうと、地元の野菜も使って「地産地消みそ汁」にして、ごちそうしてくれました。
 また、ポスターにしたり、クイズにしてスタンプラリーをしたりしながら、自分たちが調べたことを発表しました。
「みそフェス」には、保護者の皆さんをはじめ、みそ造りを御指導いただいた坂本さんと関根さんにもおいでいただき、感謝のみそ汁を味わっていただきました。ありがとうございました。

「届け!ぼくたちのエール 福島から世界へ」完成発表会のご案内

 2月25日(日)に、本校多目的ホールにて「第3回福島ESDコンソーシアム交流会」が行われます。
 この中で、今から2年前、現在の中学2年生の子供達が行ったネパールのチャンディカデビスクールとのビデオレター交流の様子を描いたドキュメンタリーの完成版が上映されます。
 また、この作品の音楽とナレーションを担当した、シンガーソングライターあえかさんのミニコンサートも行われます。
 当日の案内が下記から御覧いただけますので、どうぞ多くの方々においでいただきたく、お知らせいたします。
 なお、当時の出演者の皆さんには、担任の福本教諭のメッセージを添えて、中学校を通してこれをお渡しします。

第3回FECプログラム20180225 .pdf

ビデオレタープロジェクト

 本校5・6年生は、法政大学の坂本旬教授に御指導をいただきながら、同世代の外国の子どもたちにビデオレターを使ってメッセージを発信する「ビデオレタープロジェクト」を進めています。坂本先生の御尽力で、今度はアメリカシアトルの小学校と交流できそうです。
 今日も、坂本先生においでいただき、御指導をいただいたり、授業の記録をとっていただいたりしました。また、福島大学の学生である中島さん、福島大学大学院の学生である大河原さんも、ご自身の研究のためにおいでになりました。

第3回ESD研究発表会を行いました

 今日は、本校主催の「第3回ESD研究発表会」を行いました。
 本校は平成25年にユネスコスクールに加盟して以来、ESDの実践と研究を進めてきました。そして、その一端を公開し、より研究を深めていくため、平成27年10月に第1回の「ESD研究発表会」を開催してから毎年実施し、今年が3回目となります。
 今年は、岩瀬中学校区小中一貫教育の一環として「三校合同授業研究会」を兼ねて、白江小学校と岩瀬中学校の先生方にもたくさんおいでいただきました。
 4年生と5年生の2本の授業を公開し、その後、分科会を行いました。講師としておいでいただいた東京都多摩市立連光寺小学校長の棚橋乾先生からは、本日の授業やESDの考え方・授業づくりの方法等についての、大変分かりやすいお話をいただきました。
 棚橋校長先生、そして、遠路おいでいただきました御参会の先生方、たいへんありがとうございました。
 なお、研究会で配布いたしました『要項』(本校の研究の概要や本日の授業案等を掲載しています)を、トップの<学校案内・ESD・小中一貫>内『「ユネスコスクール」と「ESD」』にも載せました。

第3回ESD研究発表会「研究授業」の授業案をアップします

 11月10日(金)は、本校主催の「第3回ESD研究発表会」を開催いたします。そこでは、4年生と5年生の「総合的な学習の時間」のESDの授業を公開しますが、その「授業案」を一足早くアップします。
 御参会いただく方はもちろん、参会はしないけれどもESDに興味があるという方等は、どうぞ以下のリンクから御覧ください。御意見や疑問等を、最下段の「学校の連絡先」に載せておりますアドレスからメールでいただければ幸いです。
 なお、トップの<学校案内・ESD・小中一貫>内『「ユネスコスクール」と「ESD」』にも載せています。
 ⇒平成29年度第4学年ESD(総合的な学習の時間)授業案(第3回ESD研究発表会).pdf
 ⇒平成29年度第5学年ESD(総合的な学習の時間)授業案(第3回ESD研究発表会).pdf

法政大学の坂本先生が来校しました

 今日は、5・6年生が総合的な学習の時間に進めている「ビデオレタープロジェクト」の御指導をいただくため、法政大学の坂本旬先生においでいただきました。
 5年生の子どもたちは、すでに絵コンテから具体的な撮影作業に進んでいます。
 授業を参観すると、タブレットを手慣れた様子で使って撮影や編集をする子どもたちにまず驚きます。タブレットは子どもたちにとってすでに珍しいものではなくなっているため、「取り合い」も起きません。
 また、「この絵はネパールの子どもたちに伝わるのか」「英語で<お米の調理法を教えてください>はなんと言ったらいいのか」などと、いろいろ悩みながら作業をしていますが、子どもたちの悩みのレベルが、前より上がってきていることを感じます。
 11月10日の「第3回ESD研究発表会」では、このビデオレターの中間発表会を公開します。ぜひ御覧いただき、児童に「より良いビデオレターにするための御意見」をお願いいたします。
 坂本先生は、次回は12月5日にいらっしゃいます。

「オリンピック・パラリンピック」の授業を行いました

 10月13日(金)に、東洋学園大学の坂本ひとみ先生と学生の皆さん12名が来校し、オリンピック・パラリンピックをテーマとした国際理解教育・外国語活動の授業を行いました。
 3校時目には1~3年生が、4校時目には4~6年生がそれぞれ別な内容で授業を受けました。先生は英語と日本語をほぼ半分ずつ使って授業を行いましたが、慣れてくると、少しずつ聞き取れるようになってくるようです。また、工作やカスタネットによる合奏などの活動的な授業で、子どもたちは飽きずに取り組むことができました。授業後には、全クラスに学生の皆さんに入っていただき、一緒に給食を食べました。
 子どもたちにとって、このような様々な大人との関わりは、コミュニケーション能力の向上やキャリア教育の観点からも大変重要で、今回のような取り組みは効果的なものであると考えています。

11月10日(金)「第3回ESD研究発表会」を開催します

 来る11月10日(金)に本校主催の「第3回ESD研究発表会」を開催することになりました。
 今回は、4学年と5学年の2本のESDの授業を公開します。また、本校児童が制作したビデオレターも御覧いただけます。
 講師には、全国小中学校環境教育研究会副会長・東京都多摩市立連光寺小学校長の棚橋 乾先生にお出でいただけることになりました。棚橋先生は、環境教育・ESD実践研究の第一人者です。
 案内文書は次のリンクから御覧いただけます。
 多くの方々の御参加をお待ち申し上げます。
第3回白方小学校「ESD研究発表会」案内文書.pdf

法政大学の坂本先生が来校されました

 今日は、5・6年生のビデオレタープロジェクトの御指導をいただくため、法政大学の坂本旬先生においでいただきました。2学期最初の御来校です。
 また、福島大学大学院生の大河原さんも、ご自分の研究活動のために来校し、坂本先生の御指導の様子や子どもたちの学習の様子を見て行かれました。

ネパール国からのご家族が来校しました

 今日は、ネパール国に学校を建設する活動を行っている矢部周蔵さんの案内で、ネパール国からバジャラチャラヤさんご一家が来校されました。
 以前、ネパール国とのビデオレター交流に際してお話をうかがった矢部さんから、ネパール国からやってくる家族にぜひ日本の学校を見せたい、児童との交流を行いたいとのお話がありました。今年も法政大学の坂本旬先生の御指導でビデオレタープロジェクトを進めている5年生からも、ぜひお話を聞いて学習に役立てたいとの希望があり、今日の訪問となりました。

10月2日NHK「あさイチ」生出演

 10月2日(月)に放送されたNHK「あさイチ」内の「ピカピカJapan」のコーナーに、本校の4・5・6年生が生出演しました。
 これは、本校でもお世話になっている、安積清美先生の「オニヤンマの里」からの中継を行うにあたって、本校児童にも出演依頼があったものです。
 学校に残った1・2・3年生は、多目的ホールに集まって、みんなで番組を見ました。

第3回ESD校内授業研究会を行いました

 今日は、今年度3回目の「ESD校内授業研究会」を行いました。
 須賀川地方ユネスコ協会をはじめ、岩瀬中学校や白江小学校からも御参会をいただきました。お忙しい中おいでいただき、御指導いただきました皆様、ありがとうございました。
 なお、本日授業を行いました3年生の授業案は、このHPトップページの「学校案内・ESD・小中一貫」から御覧いただけます。

福島大学大学院生の大河原さんが研究のため来校しました

 今日は、福島大学大学院の大河原さんが来校し、5年生と6年生の総合的な学習の時間の授業を参観していきました。
 大河原さんは、大学院で「プロジェクト学習」の研究をされていて、その一環として来校されました。「プロジェクト学習」とは、ビジョン(目標・思い)の実現のために必要なゴールを目指して、仲間とチームを組んで協力しながら取り組んでいく学習のことだそうで、これは、ESDの学びとも共通するものです。
 今後、大河原さんの研究成果を本校のESDに生かすこともできそうです。9月にもう1回、その後も何回か来校される予定です。

今日は「防災の日」

 大正12年(1923年)の今日、関東大震災が発生し、たくさんの命が失われました。今年も、全国各地で大雨による土砂災害や洪水などが発生しています。これらの災害は、遠いところの問題ではなく、自分や家族の身近な問題です。
 もしものときにどう行動する必要があるのか、そのために、どのような準備・心がけをしておく必要があるのか、普段から考えておく必要があります。本校でも、避難訓練等を実施します。
 また、これら社会の持続可能性を脅かす問題に対して、グローバルに考え、その解決につながる新しい価値や行動を生み出すために、ESDの果たす役割は大きいと言えます。

法政大学の坂本先生と福島大学の三浦先生がお出でになりました

 今年も、本校の5・6年生は、ESDの学習の一環として、ビデオレターづくりとビデオレターによる海外の子どもたちとの交流を進めています。今日は、これまでご指導いただいてきた法政大学の坂本旬教授と、福島大学の三浦浩喜教授が来校されました。
 三浦先生は、ゼミで学んでいる大学院生の方が本校のビデオレタープロジェクトを研究の対象としたいとのことで、一緒に来校し、5年生と6年生の授業をご覧になりました。
 5年生は、「相手に自分たちが伝えたいことを分かりやすく伝える」ことを目標に、ポスターセッションの学習を行いました。4校時目には、坂本先生がネパールの米づくりについて、特別講義をしてくださいました。
 6年生は、ビデオレターの「絵コンテ」をより良いものにするために、ワールドカフェ方式での話し合いを行いました。子どもたちのアメリカに対する思いや理解が、この学習を通してどう変わるのか、ビデオレターの内容とともに、楽しみです。
 今日お出でいただいた先生方には、継続して御指導をいただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

第2回目のESD校内授業研究会を行いました

 今日は、1学年担任上原教諭の研究授業による「第2回ESD校内授業研究会」を行いました。
 生活科の「きれいにさいてね」という単元で、あさがおを育てていく学習です。高学年になったとき「課題を持つ⇒調べる⇒発表(発信)する」というESDの学びの形を身につけるためには、1年生の生活科ではどのような学びの内容・方法が適切なのか。生活科としての目標にESDで身につけさせたい力を合体させた「新たな目標」によって、上原教諭は授業を行いました。
 指導助言は、今回も須賀川市教育研修センターの渡部修一指導主事にいただきました。また、ユネスコ協会から岩田会長さんをはじめ大寺副会長さん・河村事務局長さん、岩瀬中学校から深谷校長先生にもお出でいただきました。
 たいへん、ありがとうございました。

6年生が味噌の仕込みをしました

 今年の6年生は、総合的な学習の時間を中心に、アメリカに向けたビデオレターづくりを行っています。
 その中で、子どもたちは、「自分たちはアメリカのことをよく知っているようで、知らないことが結構あるのではないか」「アメリカのことを教えてほしいが、同時に日本(白方)のことも伝えたい」「日本の調味料である味噌を自分たちでつくって、日本食のことも紹介したい」という思いを持つようになりました。
 そこで、今日、地域で味噌づくりを行っている坂本みち子さんと関根さち子さんに教えていただきながら、「白方小味噌(仮称)」の仕込みを行いました。
 大豆を圧力鍋で煮てつぶし、麹と塩をまぜて、樽に入れました。子どもたちは初めての作業に悪戦苦闘しましたが、自分たち自身で行ったことなので自信を持って発信できるはずです。ビデオレターのことも考えて、タブレットで撮影しながら作業を進めました。
 実際の制作活動は、法政大学の坂本先生教えていただきながら、これから行います。どんな味噌ができるのか、どんなビデオレターができるのか、たいへん楽しみです。
 教えていただいた坂本さん・関根さん、たいへんありがとうございました。(⇒写真は続きに)

6年生が他学年の児童に向けて「ビデオレター発表会」を行いました

 今日の昼休み、6年生が、自分たちが作ったビデオレターを他の学年の子どもたちに見せてくれました。来週の卒業式に向けて忙しい毎日を送っている6年生ですが、今日の発表会は、下級生に自分たちの学習の成果を引き継ぎ、さらにESDやその学びの一つであるビデオレタープロジェクトをさらに継続してほしいという思いから行ってくれたものです。全て英語でのビデオレターでしたが、下級生達は、映像や聞いたことのある単語をヒントに何とか理解しようと真剣に見ていました。
 最後に、「感謝のつどい」で披露した「ダンス」を、今日もサプライズで披露してくれました。

福島ESDコンソーシアム「交流会」に参加しました

 3月12日(日)に会津若松市で行われた「第2回福島ESDコンソーシアム交流会」に、校長、教頭、福本教諭の3名で参加しました。
 本校からは、これまで行ってきた「ビデオレターでの交流」について、福本教諭が発表を行いました。これから同様の取り組みを行う学校や団体のため、どのような工夫をしながら、どのような流れでビデオレターを作っていったのかを、坂本先生の撮影した映像も交えて説明しました。
 この交流会には、本校がご指導いただいている法政大学の坂本旬先生をはじめ、東洋学園大学の坂本ひとみ先生もおいでになり、来年度のご指導・ご支援についてもお話しすることができました。

坂本先生を迎えて6年生のビデオレター発表会を行いました

 今日は、法政大学の坂本旬先生をお迎えして、6年生が今年制作に取り組んできたビデオレターの発表会を行いました。この授業には5年生も参加しました。
 3校時目は、多目的ホールでの発表会を行いました。班ごとに制作の意図を説明したあと、全員でビデオレターを見ました。アメリカの学校Chicago HOPESへのものですので、子どもたちの台詞は全編英語です。その後は、5年生から「工夫が見られたところ」「わかりにくかったところ」などについて発表したり、6年生から5年生に制作の過程を説明したりしました。
 4校時目は教室に戻り、6年生は発表会を終えての感想をまとめました。坂本先生からは、「ここまでやるとは思わなかった」とのおほめの言葉をいただきました。
 6年生の子どもたちは、これまで、ナマステ小学校やシカゴホープス、ルーズベルト大学からのビデオレターを読み解くところからスタートして、アメリカについて知っていることを互いに出し合ってイメージマップにまとめたり、テーマを決めて調べ学習を進めたりしてきました。それら一連の学習を経て制作作業に入ることで、子どもたちは「どんなメッセージを送ったら興味を持って見てもらえるか」「どんな素材をどう使ったら理解してもらえるか」という、相手意識をもった思考や表現の工夫をしようとしました。このことは、将来のグローバル社会を生きる子どもたちにとって必要な意識・能力です。⇒>>続きを読む で、写真もご覧ください。

教職員研究物展に出品したESDに関する研究物をアップしました

 本校では、今年も、1年間のESD研究に関する実践内容や研究経過等をまとめた研究集録『ESD研究ノート 地域に根ざし、持続可能な未来を切り拓く児童の育成~ESDの日常的な実践を目指して~』を、須賀川市教職員研究物展に出品しました。
 これを更に広くご覧いただき、本校ESD研究についての示唆やご意見をいただきたく、本HPにデータをアップしました。ページトップの《学校案内・ESD・小中一貫》からご覧ください。
 * 下の方に隠れていますので、「>>続きを読む」をクリックしてください。

ESD関係の研究会発表資料等をアップしています

 本校はユネスコスクールとして、「ESDの推進拠点として研究・実践に取り組み、その成果を積極的に発信することを通じて、ESDの理念の普及に努める」(ユネスコスクールガイドライン)という役割を負っています。
 そこで、これまで本校で行った研究会や本校が発表した研究会等での本校作成の資料については、可能な範囲でこのホームページにアップして、全国のユネスコスクールやESDを研究・推進する多くの方々からご意見をいただいたり、交流をさせていただいたりできれば幸いと考えています。
 上の《学校案内・ESD・小中一貫》(トップのユネスコロゴマークの下部)を、ぜひ一度ご覧ください。

東洋学園大学坂本先生と学生の皆さんがおいでになりました

 今日は、東洋学園大学グローバル・コミュニケーション学部教授の坂本ひとみ先生とゼミの学生の皆さん7名が来校され、5・6年生を対象にトルコの小学生との交流について授業をしていただきました。
 坂本ひとみ先生は、南相馬市の小学校において、トルコとのビデオレター交流をサポートされてこられましたが、本校も参加している福島ESDコンソーシアムを推進している法政大学の坂本旬先生にご紹介いただき、ご来校いただけることとなりました。
 4校時目は私たちにとってあまりなじみのない「近くて遠い国」トルコについて知るため、最初にトルコに関するクイズをした後、トルコの子どもたちの写真や絵手紙、環境に関するポスター、ビデオを見せていただきました。
 5校時目は、本校が取り組んでいるESDに合わせ、「よりよい環境と健康的な社会をめざすESDカレンダーを作ろう」というめあてで、英語で「環境・健康メッセージ」を入れたカレンダーづくりを始めました。作業の残りは、今後担任の指導で進めていく予定です。
 できあがったカレンダーは、坂本ひとみ先生がポーランドで開かれるプロジェクトに持って行き、同じく参加するトルコの先生を通じて、トルコの子どもたちに渡していただく計画です。
 また、子どもたちが、自分で作ったカレンダーの絵を持ちながらトルコ語や英語でメッセージを伝えるビデオレターづくりも行いたいと考えています。
⇒続きの写真もどうぞ

第48回全国小中学校環境教育研究大会が本校を会場に行われました

 今日は、北は青森から、南は長崎まで、全国の先生方をお迎えして、「第48回全国小中学校環境教育研究大会(福島大会)」が本校を会場に行われました。
 午前中は、2・4・6年生の授業を公開しました。本校がこれまで推進してきた「ESDの日常的な実践」についての研究の一端を、実際の授業の形で見ていただきました。参会の先生方や「授業の感想」カードには、子どもたちの前向きな「学ぶ姿」に対してたくさんのおほめの言葉をいただきました。午後は、多目的ホールで全体会や研究発表・講演が行われ、本校の全職員も参加して、研修を深めました。
 今日は、岩瀬地区小中学校の校長先生方をはじめ、多くの先生方にもご参会いただきました。感謝申し上げます。今後の研究のために、お気づきの点を、ぜひ本校までお寄せいただきたく、お願いいたします。
 また、半澤PTA会長さんをはじめ15名の保護者の方には、駐車場や受付、接待のお手伝いをいただきました。おかげさまで、たいへんスムーズな運営ができました。たいへんお世話になりました。
 皆様のご協力で、本日の研究会を無事終了することができました。心より感謝申し上げます。

環境教育全国大会の「2次案内」ができました

 11月18日(金)に、本校を会場に「第48回全国小中学校環境教育研究大会(福島大会)」が行われることはすでにお知らせしていますが、その「二次案内」が研究会のHPに掲載されました。
 次のリンクからご覧いただき、ぜひご来校ください。
http://kankyokyoiku.jp/activity/48.html

6年生の「ビデオレター校内発表会」を行いました

 6年生は1学期、法政大学の坂本先生にご指導いただきながら、アメリカのナマステ小学校へのビデオレターづくりに取り組んできました。
 今日は、坂本先生に来校いただき、5年生を前に「校内発表会」を行いました。
 はじめに、班ごとに自分たちの作ったビデオレターを紹介し、プロジェクターで映したものを全員で見ました。一つの班のものを見るたびに、子どもたちはワークシートに気付いた点をメモしていきます。すべての班のビデオレターが終わった段階で、全員で「良かったところ」と「もう少し直した方が良いところ」を発表し合いました。5年生からは、台詞とBGMの音量のことや文字の色のことなど、細かいところまで意見が出て、見ているこちらがビックリしました。
 もう一つビックリしたのは、全体での授業が終わった後、6年生が班ごとに自分たちのビデオレターの手直し(撮り直しや編集のし直し)をしたのですが、そのときに子どもたちが何も見ずに英語の台詞をしゃべっていたことと、手慣れた様子でタブレットを操作して動画を編集していたことです。
 今日はALTのフィービー先生もおいでになる日だったので、いっしょにビデオレターを見ていただいて、英語での言い方を教えていただきました。(⇒続きがあります)
 今、ナマステ小学校は夏休み中とのことで、今回作ったビデオレターを見るのは、しばらく後になりそうです。
 アメリカの小学生が、このビデオレターからどんなメッセージを受け取るのか、そして、どんな返信をもらえるのか、とても楽しみです。

ビデオレターを英語に~岩瀬中の関先生に教えていただきました

 今、6年生が、アメリカのナマステ・チャーター・スクールに送るビデオレターづくりをしていることは先にお知らせしています。今日は、そのビデオレターの中で、英語でどう言ったらいいのかどうしてもわからないところを、岩瀬中学校英語担当の関先生においでいただき、教えていただきました。
 関先生は、子どもたちが伝えたいものや事柄をよく聞いて、英訳してくださいました。例えば、「校庭には山があります」(白方小学校の卒業生・保護者の方や地域の方々なら、何を指すのか良くお分かりのことと思います)と伝えたいグループがあったのですが、この「山」を「マウンテン」としてしまうと、◯◯山のような高い山をイメージしてしまいます。この場合は、ヒル(丘)と言った方が良いそうです。
 19日(火)には、坂本先生がおいでになってビデオレターを完成させ、アメリカに送ります。
 子どもたちはどんなビデオレターを作ったのか、そして、それがアメリカの子どもたちにどう伝わり、どんな返信が来るのか、今からたいへん楽しみです。

6年生の2回目の「ビデオレターの授業」を行いました

 昨日もお知らせしたように、今日は、坂本先生においでいただき、アメリカのナマステ小学校とのビデオレター交流に向けたビデオレターの授業を行いました。
 すでに各グループでは、どんなことを伝えるかを話し合い、「絵コンテ」を作っていますが、ナマステ小からのビデオレターの中身が、まだわからない状態です。そこで、今日は、岩瀬中学校の英語担当関先生と岩瀬中学校ALTのミミ先生においでいただき、ビデオレターの中でナマステ小の子どもが何を話しているのかを教えていただきました。ミミ先生がゆっくり英語で話し、関先生が日本語もまじえてわかりやすく説明してくださったので、たいへんよくわかりました。
 今日の学習をもとに、子どもたちは自分たちのビデオレターの内容を考えていきますが、どうやら英語で話して作っていくようで、その時にもまた教えていただくことになりそうです。
 中学校での授業もある中、時間を調整しておいでいただきました。関先生、ミミ先生、たいへんありがとうございました。

アクティブラーニング実践シンポジウムで白方小の実践が報告されました

 6月25日(土)に福島市で福島大学主催の「第1回アクティブラーニング実践シンポジウム」が開かれ、本校校長・教頭が参加してきました。これは、福島大学が中心となって推進した「OECDスクール」などの、アクティブラーニングを踏まえた実践発表が中心のシンポジウムです。
 その中で、本校においでくださっている法政大学の坂本先生が、福島ESDコンソーシアムの取組みとして、本校の6年生が行っているアメリカのナマステ小学校とのビデオレター交流の様子を、動画もまじえて発表されました。
 当日は、発表を行った中学生・高校生も含めて95名の参加者があったとのことで、関心の高さがうかがわれました。
 なお、明日28日には、坂本先生が来校されての2回目の6年生の授業が行われます。今回は、全編英語のナマステ小学校ビデオレターを読み解くため、小中一貫教育の一環として、岩瀬中学校英語担当の関先生と岩瀬中学校ALTのミミ先生にもご協力いただけることになりました。 

福島大学の三浦副学長と学生の方が来校されました

 今日は、福島大学の三浦浩喜副学長・総合教育研究センター長が学生の方2名とともに来校されました。環境教育・ESDについて研究している学生の方のために、本校の実践を参考としたいとのことで、夏休み明けから何回か来校して、研究および支援をくださるとのことです。
 本校の研究のために、様々な方々から多面的・多角的な意見をいただくことや、研究の進め方・検証のしかた等についてご指導いただくことは、大変ありがたいことです。また、本校の実践がESD研究の視点からどのように分析されるのかについても、興味があります。
 2学期からご来校いただくのが、大変楽しみです。

たくさんのお客様が来校されました

 今日は、本校にたくさんのお客様が来校されました。
 まず、白方こども園の皆さんが視力検査にやってきました。きちんと手をつないで、元気なあいさつをしてくれました。保健室での検査中も、静かに待つことができました。
 また、法政大学の坂本先生においでいただいて、今年初めての授業を行いました。今年もビデオレターでの交流を行いますが、昨年度とちがうのが、5・6年生で学習を進めることと、交流する相手の学校が増えることです。今日は、アメリカのナマステ小学校のビデオレター(すべて英語でした)を見て、どんなことを伝えようとしているのか・どんなことがわかるのか等を話し合いました。
 昼休みには、移動図書館がやってきました。
 5校時目は、今年1回目の「ESD授業研究会」を行いました。坂本先生にも引き続き参加いただくとともに、古田前校長先生、岩瀬中学校の職員2名、白江小学校の職員1名、初任者研修指導教員の仁井田小学校平田先生にも参加いただきました。授業後には、検討会を行い、今後の本校のESD推進の課題を洗い出しました。

福島ESDコンソーシアムの活動報告ハンドブックが届きました

 昨年度の6年生が法政大学坂本先生のご指導をいただきながら進めてきた、ネパールとのビデオレター交流の様子を記録したハンドブックができあがり、先日学校に送られてきました。とても立派なオールカラー61ページの冊子です。
 これは、本校の他に、福島ESDコンソーシアムの加盟団体やユネスコスクールに送付されるとのことです。
 主役である昨年度6年生児童には、名前を書いた学校の封筒に入れて、中学校を通して配付いただくよう準備を進めています。お手元に届くまで、もう少しお待ちください。


 

ユネスコスクールHPに平成26年度年次報告書がアップされました

 ユネスコスクール加盟校は、年に一度、ユネスコスクール活動の年次報告書を提出することとなっています。
 本校の平成26年度(昨年度)の年次報告書がユネスコスクール公式ウェブサイトに掲載されました。各学年の取り組みも載せていただくことができました。
 次のリンクからご覧いただけます。
http://www.unesco-school.mext.go.jp/schoolslist/annualreport2/?action=common_download_main&upload_id=11637

 なお、平成27年度の年次報告書も既に提出済みです。いつ頃アップされるかは今のところ不明ですが、こちらもお楽しみにお待ちください。

「福島ESDコンソーシアム」での発表の様子がFMで放送されます

 2月20日(土)に、6年生児童が郡山市中央図書館の視聴覚ホールで行われた「第1回福島ESDコンソーシアム」で発表を行ったことは、当日の本HPでお知らせしましたが、その模様が、次のように郡山市にあるコミュニティーFM「ココラジ」で放送されることになりました。
 一応、須賀川市も放送エリアには入っているようですが、パソコンやスマホでも聴くことができるようです(無料のアプリが必要)。「ココラジ」で検索すればHPが見つかりますので、ぜひご確認ください。

  期 日  平成28年3月1日(火)
  時 間  午前11時48分から
  放送局 郡山コミュニティーFM「ココラジ」(周波数79.1MHz)

6年生が「福島ESDコンソーシアム成果発表会」で発表しました

 今日は、郡山市中央図書館で「第1回福島ESDコンソーシアム成果発表会」が行われ、本校6年生が、ネパールとのビデオレターをやりとりした学習について発表してきました。
 写真を映しながら、祖父母参観で行ったような形で発表を行いました。数回しか練習ができなかったにもかかわらず、しっかりと発表をする姿に、大きな成長を感じました。
 また、まだ仮編集の段階のものですが、これまで毎日映画社が撮影してきたドキュメンタリーも放映されました。6年生の学習の経過やネパールでのビデオレター制作の様子などがわかりやすくまとめられていて、6年生の貴重な「学習のあしあと」です。3月の本放送が、ますます楽しみになりました。
 会場には、たくさんの保護者の皆様をはじめ、学校評議員の熊田様、須賀川地方ユネスコ協会から岩田会長はじめ多くの皆様、前本校教頭の古川様など、本校のESDにご理解とご協力をいただいている方々にも多数ご来場いただきました。ご多忙の中、たいへんありがとうございました。
 なお、この会には、古田校長と担任の福本教諭が、パネルディスカッションのパネラーとしても参加しています。

ネパールからの返信ビデオレターが届きました

 今日は、「ネパールの小学生との交流授業」の6回目でした。
 前回の発表会で子どもたちが発表したビデオレターを、法政大学の坂本先生にネパールに届けていただいたのですが、今日は坂本先生がその返信のビデオレターを持って来てくださいました。
 子どもたちは、そのビデオレターを食い入るように見ていました。ネパールの子どもたちは、環境は違っても学校で遊んだり勉強したりしていること、地震が起きて大きな被害が起きてもそれに負けずに明るく生活していること、など、自分たちと同じことがよくわかりました。そして、「もっと知りたい」「交流を続けたい」という意欲が更に出てきたようです。
 また、今日は、本校の先輩で、ネパールで学校を建てることに取り組んでいらっしゃる、矢部周蔵さんにもおいでいただき、授業の最後にお話をしていただきました。「これから10年後、今よりもっと外国の人たちといっしょに働いたり活動したりすることが多くなる。そのために、お互いのことを知って大切にしあうことができる大人になってほしい。」とのお話をいただきました。
 この後、この一連の学習は、2月20日の「第1回福島ESDコンソーシアム成果発表会」での発表が締めくくりとなります。

ネパールとの交流授業「ビデオレター校内発表会」

 今日は、6年生児童がこれまで制作してきた、ネパールのチャンディカデビスクールへの「ビデオレター校内発表会」を行いました。
 発表会には、5年生児童が参加しました。5年生もただ見るだけではなく、「伝えたいメッセージを、もっと相手に伝わるようにするにはどうしたらよいか」を、一緒に話し合いました。6年生は、今日の学習をもとに、2月20日(土)の「第1回福島ESDコンソーシアム成果発表会」での発表に向けて更に工夫・改善をしていくことになります。(この会の詳しいことは、わかり次第、お知らせします)
 なお、今日の「校内発表会」で上映したビデオレターは、今週土曜日に坂本先生がネパールに持って行き、チャンディカデビスクールの子どもたちに見せてくださいます。その後、2月8日に坂本先生が再度白方小においでになり、そのときの様子を白方小の子どもたちに教えてくださいます。
 今日の「発表会」には、いつもおいでいただいている法政大学の坂本先生のほか、岩瀬中学校の高橋校長先生、長沼中学校の遠藤校長先生が参観されました。また、毎日映画社の撮影隊の他に、KFB福島放送、福島民報、福島民友、マメタイムスの取材が入りました。

ネパールとの交流に向けた授業を行いました

 本校6年生は、法政・毎日ESDコンソーシアムの中で、ネパールに向けたビデオレター作りに取り組んでいます。その模様は、このHPでもお知らせしてきたとおりです。
 今日は、毎日映画社の撮影も入っての授業を行いました。
 子どもたちはこれまで、学級全体でビデオレターの題材を話し合い、それによってグループを編成しました。その後、坂本先生に教えていただいたように、絵コンテを作り、それに沿って撮影を進めてきました。同じ地震に見舞われたネパールへのビデオレターなので、学校での避難訓練の様子も入れました。どんな表現方法でもそうだと思いますが、表現する相手が決まれば、表現の方法やその工夫が見えてくるようです。どんな相手に伝えたいかという「相手意識」がコミュニケーションでは大切だということを、子どもたちは学んでいるところです。
 ネパールの子どもたちの反応はどうだろうか、どんな返事がいただけるのだろうか、少し心配ではありますが楽しみです。

安積さんが「越年トンボ」を持ってきてくださいました

 本校の子どもたちに「トンボの先生」としてご指導いただいている安積さんが、今日、成虫のまま越冬するトンボ「越年(おつねん)トンボ」を持ってきてくださいました。
 今年は、例年と比べて気温の変化が大きいので、越年トンボの動きがいつもと違っていたそうですが、「オニヤンマの里」で越冬するためにいたものをみつけてくださいました。
 さっそく4年生の教室で観察しました。明日は、他の学年でも見せる予定です。
 なお、観察が終わったら、本校のビオトープに放してやります。
 安積さん、ありがとうございました。

本校版『ESD実践ノート』をアップしました

 10月16日(金)に本校において「ESD研究発表会」を開催しましたが、その際、参会の皆様にお渡しした本校の『ESD実践ノート ESDの研究と実践』が、ESDとその授業づくりの入門編としてわかりやすいとの声を頂戴しました。
 そこで、多くの皆様にご覧いただき、ご批正をいただきたく、アップいたしました。
 本HPの[学校案内]-[ユネスコスクールとESD]からご覧ください。

6年生が「ネパールについて学ぶ授業」を行いました

 今年から、本校が「法政大学・毎日新聞社のコンソーシアム」に参加し、法政大学の坂本教授においでいただいてタブレットによる動画撮影の方法を教えていただいたり、毎日映画社が本校の教育活動を撮影したりしていることはすでにお知らせしているとおりです。
 その中で、今回、本校の6年生がネパールの子供達と「ビデオレター」による交流を行うことになりました。今日は、その導入として、「ネパールについて学ぶ授業」を行いました。

 今日おいでいただいたのは、次の皆さんです。
  NPO法人国際学校建設支援協会代表理事の石原ゆり奈さん
  大阪教育大学学生の 武村 佳奈さん
  法政大学教授の坂本 旬先生
  国立教育政策研究所・法政大学兼任講師の長岡智寿子先生
  本コンソーシアムESDコーディネーターの長岡 素彦先生
  法政大学学生の田辺 美樹さん、辻村 美奈さん
  毎日映画社撮影クルーの皆さん
 皆さんには、前日からこちらにおいでいただき、朝早く来校いただきました。ご多忙の中、本当にありがとうございます。

 石原さんは、今日の講師として、ネパールの子供達の生活や地震のことなどについて、現地を何度も訪れて活動していらっしゃる豊かな経験を生かして、詳しくお話しくださいました。また武村さんは、クイズでテンポよく子供達を楽しませながら説明をしてくださいました。
「子供達のネパールについての認識が授業の始めと終わりでは大きく変わったのに驚いた」と担任の福本教諭は話していました。今日の授業に参加させていただき、本物に触れること、本物を知っている方の話を聞くこと、強い信念を持って働いている方の話を聞くことは、キャリア教育としてだけではなく、持続可能な社会づくりをめざすESDには不可欠であると感じました。

法政大学の坂本教授が来校されました

 先日、法政大学の坂本教授が来校されて、4・5・6年生の児童にタブレットの使い方を教えてくださいましたが、今日はその2回目の授業がありました。
 5・6年生が今進めているタブレットを使った学習を見ていただき、さらに効果的な使い方や映像のまとめ方などを教えていただきました。子どもたちのタブレット操作も慣れてきました。予定通り海外にも発信できそうです。

法政大学・毎日新聞コンソーシアム事業「iPadを使ってみよう」

 本校は今年、法政大学や毎日新聞グループ等が立ち上げたコンソーシアムの事業である「グローバル人材育成をめざした福島原発被災地域におけるメディア活用型ESD地域学習支援モデルの創造」事業に参加することになりました。
 今日は、その第1回目の授業である「iPadを使ってみよう」を実施しました。法政大学キャリアデザイン学部の坂本教授と学生2名が来校し、4・5・6年生教室で2時間ずつ授業を行いました。授業では、iPadの使い方を説明いただいた後、実際に2人で1台のiPadを使い、自己紹介の動画を撮影しました。
 また、今日の授業の様子を毎日映画社のスタッフが撮影しました。これからの本校のESDを継続して追いかけ、「復興支援番組」としてドキュメンタリーを製作する計画です。
 本日おいでになった皆様には、これからも続けて来校いただき、ご指導・撮影いただきます。今日は顔合わせも兼ねて、児童といっしょに給食をとっていただきました。コンソーシアムの皆様にとっても本校の児童にとっても有意義な事業になるよう、推進してまいります。
 放課後には、白江小学校・岩瀬中学校の先生方にも参加いただき、教職員向けのiPad実技研修会も行いました。

自分で考えて行動できるカッコイイ児童の姿がありました

 昨日の放課後、校長室で「岩瀬地域学校保健委員会」の実行委員会が行われました。こどもたちの下校時刻と会議が重なることから、廊下に写真のような小黒板を出しました。
 すると・・・
 そろりそろりと忍者のように歩いて帰る児童、職員室に「さようなら~」と小声であいさつだけをしていく児童、後から来る友達に「会議だって」と教えてあげる児童・・・。いろいろな児童がいましたが、だれ一人として大声で話したり、走ったりして帰る児童はいませんでした。(「これぜったい教頭先生の字だよね」とヒソヒソと話していく児童もいました。正解です。)
 黒板には「静かに」とは一言も書いていないにもかかわらず、「どうしたらいいか?」との問いに対して児童一人ひとりがしっかり考え、それぞれが必要と思う行動をすることができました。とても立派な姿でした。これまで職員全員で取り組んできたESDの成果が現れたのではないか、と少しうれしくなりました。

 

花丸 「日産財団」からの助成が決まりました

「日産財団」は、科学や環境問題、モノづくりなどを通して、子どもたちの科学的思考力(気づき考え、判断・理解・表現し、表現し活用できる科学的知識)の向上を目的とした教育実践に対して助成を行っています。
 本校は、ユネスコスクールになって、「地域に根ざし、持続可能な未来を切り拓こうとする児童の育成~環境教育を中心としたESDの日常的な実践を通して~」をテーマにESD(持続発展教育)に取り組んでいますが、このたびその実践が認められ、2015年1月から2016年12月末までの2年間で40万円の助成をいただくことになりました。
 この助成金を子どもたちのために有効に活用させていただくとともに、先週「科学教室」でおいでいただいた福島大学の岡田努教授のご指導もいただきながら、さらに研究を深めてまいります。

笑う 同じユネスコスクールの小学校から交流のお便りをいただきました

 ユネスコスクールになると、全国の同じユネスコスクールとの交流が進んでいきます。今日は、静岡県の富士市立岩松北小学校6年3組から、交流のお便りが届きました。岩松北小学校の6年3組では、4月から地域の魅力を見つけ出し、見つけたことを地域の人々や学校の仲間、ユネスコスクールの仲間に伝える学習に取り組んできたそうです。自分たちと同じ「地域に根ざしたESD」に取り組んでいるということで、本校に交流のお話をいただきました。
 岩松北小学校6年3組では、地域の魅力として地元の山にたくさん植えられた「梅」を取り上げ、その「梅の果肉をあますところなく使ったお菓子作り」に取り組んでいるそうです。その内容を、立派な掲示物として今回送ってくださいました(写真)。本校からは、自己紹介もかねて、これまでの自分たちの実践を送りたいと思います。

昼 「みんなでエコチャレンジ」目標達成!!

 本校ではこれまで、子どもたちが二酸化炭素排出量の削減目標を定め、それをもとに「地球温暖化防止のための福島議定書」を締結する事業に取り組んできました。今年は、合わせて「復興ふくしまエコ大作戦!みんなでエコチャレンジ」にも参加しました。
 これは、「平成26年9月~10月の電気使用量か水道使用量を、平成25年の同じ時期よりも削減する」という目標にチャレンジするというものでした。環境委員会の子どもたちが、電気と水道の使用量を写真のようにグラフで「見える化」したり、放送などで全校生に呼びかけたりして、これまでがんばってきました。その甲斐あって、見事「目標達成」をすることができました。
 ただ、グラフをご覧いただくとお分かりのように、水道の使用量は減ったのですが、電気はなかなか減りませんでした。その理由を考えていくことは、地球温暖化の現状を知り、自分たちができる対策について広い視野で考える、ESDの身近で大切なテーマとなりそうです。