2021年9月の記事一覧

物語「ごんぎつね」を初めて聞いて

29日の4校時は、4年生と一緒に国語を学習しました。国語の教科書の下巻「ごんぎつね」に入りました。この単元では気持ちの変化を読み、考えたことを話し合い進めていきます。この物語には、こぎつねの「ごん」が出てきます。「ごん」はどんなきつねか、そして「ごん」にはどんなことが起きるのかを考えながら、私が読むのを聞いていた子どもたち。場面が変わるたびに、子どもたちの空気感が変わっていくのを感じました。登場人物・場面・行動・会話・気持ちを表す言葉・情景の描かれ方・場面や人物の様子・気持ちの変化など、読むポイントがたくさんある物語です。物語を聞いた後、初発の感想を書きました。書いた感想を、3人グループの友だちに伝え、自分と似ているところ、自分と違うところを知り、考えを深めることができました。授業後半は、進出漢字を学習しました。学習したのは、「議」「差」「念」「連」「景」「末」です。「差は土ではないよエだよ。」「念の3画目は横だよ。」「連は東ではないよ。」「景は日ではなく口だよ。」「末は未とは違って、長い→短いだよ。」など、間違えやすいところを確認しました。最後は目を閉じて空書きをしたところ、「20画もあるのに覚えることができた!」と、つぶやきが聞こえました。繰り返し練習をして、正しい書き順と漢字を覚えたいですね。

元アナウンサーの常盤秀次先生をお招きして

3校時は、4年生と一緒に「話し方教室」を行いました。元アナウンサーである常盤秀次先生をお招きして、正しい発声や発音、話し方、朗読の仕方などを教えていただいた4年生。題材は、学習発表会で行う『安積疎水』の劇です。私は今日初めて台本を見て、子どもたちと一緒に授業を行ったため、「どんな内容なのかな?」とわくわくしながら、常盤先生の指導を聞いていました。常盤先生から「体育館で大勢の保護者に向けて伝えるので、下を向いて話すのではなく、ずっと遠くを意識して話すこと。」「台詞を読むだけでなく、動作をつけることでより伝わりやすくなること。」「保護者は台本を持っていないから、台詞はゆっくりはっきりと言うこと。」を指導していただきました。子どもたちは、教えていただいたことを自分のものにして生かしていこうと、努力している姿が見られました。あっという間の45分間でした。10月16日(土)の学習発表会では、常盤先生に教えていただいたことを生かして発表できるように、どの学年も練習しているところです。常盤先生、ていねいなご指導ありがとうございました。

わり算の必殺技「たてる」「かける」「ひく」を学習

29日の2校時は、4年生と算数の授業を行いました。まずは、前時までに学習している計算の復習として、補充問題を16問挑戦しました。ちょうど16名いたため、1人ずつ答えを聞いていきました。「90÷20の商は、10をもとにした9÷2の計算で求められるけれど、あまりの1は10が1個という意味であること。」を、繰り返し学習していきました。この「10をもとにする」という考え方は、90+20とか、90-20の計算の時と同じ考えですね。次は、さらにステップアップした問題に挑戦。「色紙が84枚あります。この色紙を1人に21枚ずつ分けると、何人に分けられますか。」10枚の束と端数の4枚の図を書き、視覚的に21枚ずつ分けるというイメージを持たせました。子どもたちは、図を見て「4人に分けられるね。」と商を導くことができましたが、これを筆算で考えることで悩んでいた子どもたち。これまでは、1の位が0だったので考えやすかったのですが、今度はわられる数もわる数も端数があるため、まず84÷21を84÷20と考え、筆算のしかたをグループで話し合いました。商は4とわかっているものの、筆算で商をどこに書くのかで意見を出し合っていた子どもたち。グループの様子を見ていると、「80÷20=4 4÷1=4 10の位も1の位もどちらも4だから、44かな?」と悩んでいた様子が見られました。明日、またこの続きから考えることにしました。熱中して取り組んでいた子どもたちでした。

赤い羽根共同募金についてのお知らせ

 児童会の松なみ委員会が中心となり、今年度も『赤い羽根共同募金』の活動を行います。この『赤い羽根共同募金』は、第2次世界大戦が終わり、焼け野原でたくさんの人たちが苦しんでいる中、昭和22年に始まり、今年で75回目となります。『行動とあなたの気持ちで変わる未来』という、令和3年度赤い羽根共同募金スローガン最優秀賞受賞作品のように、人々が幸せに楽しく暮らすために、いろいろな福祉活動が行われていますが、赤い羽根共同募金は、そのような活動を応援するための、『助け合いの募金』の1つです。ひとりひとりのちからは小さくても、みんなが集まれば、とても大きな力になります。『赤い羽根共同募金』は、お年寄りのため、障がいがある人のため、子どもたちのため、住んでいる地域のために使われます。なお、この募金は、あくまでも任意のもので、強制ではありません。ご協力をお願いいたします。

1 募金活動を行う期間  令和3年10月6日(水)~令和3年10月8日(金)朝の活動の時間

2 募金のめやす 100円程度 

3 集め方 松なみ委員会の子どもたちが、募金箱を持って各教室をまわり集めます。

 

 

プールにEM活性液を入れた4年生

5校時の4年生は、総合的な学習の時間でした。前回同様に、学校評議員である石井孝幸様をお招きして、EM菌について更に詳しく教えていただいた4年生。9月21日の5・6校時の総合的な学習の時間に、①米のとぎ汁、水10L、EM液100mL、糖蜜100mLを入れ、フタをしめて混合するところまで行った4年生。翌日から、密閉・静置し、発酵させるたり、発酵によりガスが発生するので、適宜キャップを開けてガス抜きをしたりして、EM活性液を育ててきました。この時期は1週間ほどでEM活性液が完成するそうで、甘酸っぱい発酵臭と酸味があれば、うまく発酵している証拠だと、教えていただきました。ついに今日は、育ててきたEM活性液をプールに投入しました。1人数本のペットボトルに入ったEM活性液をプールサイドから入れることができました。この活動により来年度のプール清掃の時に、プールの壁や底などにぬるぬるとしたものがなく、水もさらさらとしている水に仕上がります。来年度5年生に進級する今の4年生は、6年生と一緒にプール清掃を行うことになりますので、自分たちが育てたEM活性液のすごさを知ることになりますね。来年度が楽しみです。