こんなことがありました!

おくのほそ道


 月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人也 ~松尾芭蕉『おくのほそ道』より~
 (月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年も
 また同じように旅人である。という意味です。)

 3年生は,今,国語で『おくのほそ道』を学習しています。
 
 おくのほそ道によると
 4月22日に須賀川に着いた芭蕉は,旧友の相楽等躬(とうきゅう)を訪ね,須賀川で八日間という長期滞在をします。
 おくのほそ道の全行程を考えると,何ともこの地でゆっくり過ごしたものだなあと思います。
 4月29日に乙字ケ滝を見た芭蕉は,大東地区の小作田を通って郡山(守山)に向かったと書かれてあります。
 学校のすぐそこじゃないですか?

 驚きです。

 さて,俳句ですが,今年「俳句ポスト」が設置され,俳句をつくる機会が増えました。
 俳句には必ず季語を入れなくてはなりません。
 ともすると,自然や季節感に関心のない子どもたちですが,
 俳句をつくることはこの美しい大東の自然に目を向けさせる絶好の学習です。
 また,季節と家族を合わせて詠んだ生徒もいたりして,いろいろなことを考えることができたようです。

 下は,3年生の『秋』を題材にして詠んだ俳句で,3年生の廊下に展示してあります。
 
 須賀川の市民として,芭蕉が須賀川でつくった3つの俳句は覚えておきたいものですね。
 次の国語の期末テストで出題されるかもしれません。あやしいです???