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今日の小塩江中学校

コミュタン福島に行ってきました!

 5月28日(火)、全校生で三春町のコミュタン福島に行ってきました。放射線や環境問題を理解し、環境の回復と創造への意識を深めるための展示が整えられています。別名「福島県環境創造センター」とも呼ばれている施設です。

 今回は放射線教育の一環としての訪問です。人気施設にもかかわらず、約3時間半にわたって案内スタッフがついてくださった上、ほとんど貸し切りという幸運に恵まれました。

  特に福島県で生活する私たちにとって忘れることのできない東日本大震災について、原子力発電所のミニチュアを見たり、映像で原子力発電のメリットとデメリットについて視聴し、メモをとりながら学んでいる姿が見られました。  

 また、子どもたちは、案内スタッフから丁寧な説明を受けながら、霧箱という器具で目に見えない放射線の存在を実感したり、県内のモニタリングポストの状況をリアルタイムで確認することで、放射線を厳しく管理することの重要性を感じたようです。

 

 コミュタン福島には、見学して学べる展示以外にも、体験しながら学べる展示がたくさんあります。一番人気だったのは、地形に見立てた砂場を操作するもので、いろいろな発電のバランスを調整しながら「カーボンニュートラル」を目指すという、プロジェクションマッピングの展示でした。みな(実は教職員も)夢中で砂場に手を入れ、地形と発電の関係を楽しく学ぶことができました。

 最後は、「再生可能エネルギーを活用して地元の町に発電所を作ることに賛成か。」というテーマでディスカッションを行いました。2・3年生を中心に、それぞれの発電所(水力・太陽光・風力)のメリットやデメリットに触れながらエネルギッシュに討論しました。今日学んだことをしっかりとインプットして、福島の未来を考えてほしいと思います。

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